僕の第一志望(海外大学院)の話。

僕の第一志望は、マサチューセッツ工科大学(MIT)
物理学専攻の博士課程。

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The Great Dome。

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マサチューセッツ工科大学(MIT)物理学専攻の博士課程を第一志望にしたのは、修士1年の6月。

 

ずっと進路について悩んでいて、そこに至るまでに色々あったが、この文章を書き始めた理由は、その話をすることではない。それは、また別の機会に。

 

第一志望を決めてから、ずっとその目標に向かって進んでいた。あれだけ嫌いで逃げ回っていた英語の勉強にようやく向き合えて、出願に必要な足切りスコアであるIELTS 7.0を何とかギリギリで取ることができた。

 

一年以上前から、「マサチューセッツ工科大学(MIT)物理学専攻の博士課程合格」を掲げて突き進んでいたのだが、「MITが第一志望」と、あまり周りには言いたくなかった。そのため「僕の第一志望は、ボストンの近くにある大学」と言ってごまかしていた。(嘘をつきたくなかったので、MITと言い当ててくる人には、おとなしく「そうです」と言って降参したが)

 

「なんで志望校を隠すの?」と聞かれることがある。そんな時は、Derek Siversさんの” Keep your goals to yourself”というTEDのプレゼンを持ち出して、理由を説明していた。タイトル通り「目標は誰にも言わずに黙っておいた方がいいよ」というプレゼン。

 

 

…というのは、本当の理由を言いたくなかったから。

 

僕には、胸を張って自分の第一志望を言えるだけの自信がなかった。一年以上、MITに行きたいと思っていたが、どこかで「無理じゃないか」と思ってしまう僕がいた。どこかで「MITを志望するのは、身の程知らず」と思ってしまう僕がいた。

 

加えて、自分の目標を言ったときの周りの反応も怖かった。僕のいた高校には、人のことを否定する人たちがいた。いわゆる、ドリームキラー。そういう人たちを見ていたので、そして実際に自分の目標がそういう人たちに否定されたので、人前で大きな目標を言えなくなってしまった。僕は、自分の目標がそういう人たちの餌食になってしまうのが怖かった。

 

 

そうこうしているうちに迎えた9月15日。

遂に第一志望の出願受付が始まった。

 

自分に自信を持てず、周りの反応を恐れつつ、それでも「マサチューセッツ工科大学(MIT)物理学専攻の博士課程合格」を掲げ、今まで突き進んできた。出願締め切りは、12月15日。もう残り3か月。

 

周りにいるドリームキラーに怯えていた。けれども最近やっと、最大のドリームキラーは僕自身であることに気づいた。自分を信じ切れない、自分には無理だと思う行為こそが夢を殺すのだ。

 

出願受付は、もう始まってしまった。この状況をどうにかしないといけない。

9月15日、出願受付初日。僕は、僕の中にいるドリームキラーを成敗するためにこの文章を書き始めた。言葉には力があると、昔から何となく信じている。言葉の力を借りて、文章の形でもって、自分の目標を宣言すれば、きっとドリームキラーを僕の中から追い出すことができると信じている。周りは、もはや関係ない。

 

出願締め切りまで残り3か月。悔いが残らないように。

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GRE Physics。

 

 

最後に…

僕の第一志望は、マサチューセッツ工科大学(MIT)物理学専攻の博士課程。

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