はてなブログの読者数が100人を突破した話。

目次。

 

 

読者数100人。

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…って言っても、あんまりピンとこないので調べてみた。

 

hamaren.com

この記事によると、読者数100人は、全はてなブログの上位11%ぐらいらしい。

 

 

 

 

ブログの利点。

文章を練る時間が増えた。

言わずもがな、文章を書くときには頭を使う。どういう風に書いたら、自分の考えていることが、他の人に伝わるのか…?

 

研究者は物書。研究費を取ってくるために研究計画を、研究成果を発表するために学術論文を他の人が読んでも分かるように書いている。研究者は、もちろん研究能力があることが重要であるが、それに加えて文章を書く能力も大事。

 

もちろん、ブログに書いている文章と、研究費の申請書、学術論文に書く文章は全く違う。けれども文章を書くときに使っている脳みそは、同じだと思う。文章を書く能力は、文章を書く練習を繰り返さないと身につかない。そして、ブログに文章を書く行為によって、研究費の申請書や学術論文を書く能力を間接的に鍛えることができているのではと思っている。

 

また、僕は自分の考えを言語化するのがものすごく苦手。いつも思考は頭の中でぐちゃぐちゃに絡まっていて、それを上手くまとめ上げて外に発信するのがあんまりできない。そんな苦手を克服する方法の一つが積極的な思考の言語化だと思っていて、ブログを始めてから、少しだけぐちゃぐちゃなものを解きほぐすことができるようになった気がする。

 

 

マイナスの経験(失敗等)をネタに文章が書ける。

去年、ニューヨークに行った時に色々なことがあった。タクシーにお金をぼったくられたり、スーツケースの鍵をなくしたりと…。

blog.sun-ek2.com

 

年末、修論締切まで3週間を切ったタイミングで修論のデータが入ったノートパソコンが壊れてしまった。

blog.sun-ek2.com

 

これらの話は、僕にとってマイナスである。タクシーにぼったくられたので単純にお金が無くなった。スーツケースの鍵は何時間も探したが、結局見つからず、無駄な時間を過ごした。パソコンが壊れたので、しばらく低スペックのパソコンを使う羽目になって不便だった。

 

このままで何もしなければ、これらは僕にとってマイナス。けれども、この経験を文章にして公開すると、ブログのアクセスアップといった具合に、このマイナスの経験をプラスにすることができる。

 

加えて、ニューヨークでタクシーにぼったくられる可能性があること、鍵屋は英語でlocksmithといって、google mapでlocksmithを探せば、スーツケースの鍵をなくしてもなんとかなること、修論が入ったパソコンが壊れても、簡単にデータを救出できることなどを文章でもって、他の人に伝えることができる。

 

文章を書けば、マイナスの経験を使って、自分と他人をプラスにすることができる。

 

 

話の取っ掛かりになる。

こう見えて、僕にも話の引き出しは色々とある。大学の学部時代は、生物工学を専攻していたので、生命科学系の知識がある。生物系を専攻していたが、ずっと物理学の勉強をしているので物理学系の知識もある。高校の頃から、プログラミングを独学して、色々なプログラムを開発してきたので、コンピュータ系の知識もある。

 

福岡、香川、大阪、東京と色々なところに住んできたし、中学は卓球部、高校は硬式テニス部、大学は合気道部に所属していたし、波乱に満ちていて、他の人が経験しないような家庭環境で育った。

 

そんなこんなで、僕にも話のタネになるような引き出しは色々とあるが、積極的にそれらを人前で披露することはない。それは僕が人見知り、かつ無口であることに加えて、「この話をしても、きっと相手は興味を持ってくれない」と考えることが多く、話すことを躊躇してしまうからだと思う。

 

ここで役に立つのがブログ。他人が興味を持っているか、持っていないかに関わらず、好き勝手に自分が持っている話のネタを書くことができる。これは、僕の「話の引き出し」をみんなに提示していると言ってもいいかもしれない。

 

こうやって「話の引き出し」をブログに晒しておくと、ブログの文章を読んだ相手の方から、飲み会なんかで、その文章に関する話を振ってくれる。相手が興味のある話をピックアップして聞いてくれるので、「相手は、僕が今からする話に興味を示してくれるのか?」なんて、わざわざ考えなくてもいい。

 

 

収益。

と言っても、今までやって1000円くらいしか稼げていないが…。1記事換算で約20円ほど。まだまだ。高校生の頃は、収益を第一目標にブログをやっていたが、結局しんどくなってやめてしまったので、今のブログは、そんなに収益にこだわっていない。

 

ブログで稼ぐというよりも、ブログで発信した情報を通じて、僕に興味を持ってくださった人から面白い仕事が舞い込んできて、そこで稼ぎたいなと夢見ている。

 

 

 

 

研究の世界で生きていくために大事なものになるかもしれない。

今のところ、目立ったメリットはないが、今後、下に書いたようなメリットがあればいいなという願望を込めて(ここら辺は、雑多な考えを書きなぐっているだけなので、飛ばしてください)。

 

独自の情報発信プラットフォームは、僕が研究者として生き残ろうとする際に、強い武器になるのではないかと思っている。また、仮に研究の世界で生き残ることができなくとも、築いたプラットフォームには、汎用性があって、別の分野に移る際にも大きな助けになるだろう。

 

一点に集中していた力がインターネットをはじめとする様々な技術によって、分権化されている。広く情報を伝える力は、かつてテレビ会社や新聞社などの大手メディアが掌握していたが、今ではブログやYouTubeで誰でも情報が発信できる。

 

音楽だって、昔は一握りのミュージシャンが一握りのレーベルに所属することでしか世の中に広く届けることができなかったが、今ではボーカロイドなんかで、普通のサラリーマンであっても曲を作り、それを広めることができる。そして作った曲がよければ、それに見合った対価が享受されるシステムもすでに存在する。

 

お金というのは今まで国という強大な力の塊が価値を保証するものであったが、ブロックチェーン技術を基盤にした仮想通貨(暗号通貨)によって、それが変わりつつある。一つの大きな力ではなく、個人一人一人で、お金の価値を保証しあう形が生まれた。

 

研究者の場合はどうか。研究者は論文を出すのが仕事である。そして論文は、学術雑誌(Nature、Scienceとか)に投稿され、認められたら出版され、主に研究者コミュニティという市場に供給される。ここで大きな力を持っているのが、学術雑誌の出版社。

 

今後、研究の世界でも出版社に集まった力は分散していくのではないかと思う。権威ある学術雑誌に論文を載せることによって、世の中に研究を広めるやり方は、変わっていくような気がする。

 

また、研究者たちは学術雑誌や学会で人口の1%にも満たない研究者コミュニティに自分の研究を必死で売り込んできた。その後、この小さな市場で反響があれば、メディアとかを通じて、人口の99%以上を占める一般者コミュニティに広まる。

 

研究って、どうしてもビジネス的な視点も必要だと思う。研究の内容だけではなく、研究を多くの人に広める方法もしっかり考えなければ、研究成果は日の目を見ないし、研究資金を集めることはできないので、学問分野はいつまでたっても育たない。むちゃくちゃいい研究成果が出たとしても、誰も知らなければ、意味がないのである。

 

研究をビジネス的な視点から考えると、人口の99%以上を占める一般者コミュニティを後回しにして、人口の1%にも満たない小さな小さな市場で躍起になって、自分の研究を広めようとするのは、効率が悪いような感じがする。

 

学術雑誌の出版社に集中している力も分散するだろうし、人口の99%以上を占める大きな市場「一般者コミュニティ」に研究を売り込んでいく方が効率的に自分の研究を広めることができるだろうと思っているので、ブログという一般人にもアクセスしやすい情報発信媒体を持つことは研究者にとってメリットになるんじゃないかと思う。

 

さっきから「力の分散の話」ばっかりしてきた。テレビ局にしかできなかったこと、プロミュージシャンと大手レーベルにしかできなかったこと、国にしかできなかったことが、技術革新で一般人でもできるようになってきた。

 

最後にもう一つ大事な「力の分散の話」を…。

 

一般人の間では、「研究とは、研究者が何かしら小難しいことをやっていて、一般人には決して立ち入ることができないもの」と思われているかもしれない。研究をする力は、研究者コミュニティに集中していて、一般人は研究することができないのだと…。

 

この研究者コミュニティに集中した研究する力も将来、分散していくんじゃないかなって思っている。研究は、研究者の専売特許じゃなくて、誰でも参加できるものになるんじゃないかって。そして、もっと誰でも気軽に研究できる環境になれば、科学はもっと進歩すると思う。そして、研究という活動を一般人コミュニティへ分散させるために、このブログが役に立つことがあるかもしれないとひっそりと期待している。

 

 

 

 

ブログの欠点。

文章を書くのにはやはり時間がかかる。

先ほど言ったように思考を言語化するのが苦手なので、文章を書くのに時間がかかる。時間がかかるのにも関わらず、時々、やらなければいけないことをほったらかして、文章を書いてしまう。多分、テスト期間中になったら、勉強ははかどらないけど、部屋の掃除ははかどる現象と一緒だと思う。

 

 

アクセス数とかが気になってしまう。

文章を書いてブログに投稿すると、周りの反応が気になってしまう。あるあるだと思うが。特に文章を投稿した直後とかは、ソワソワしてしまって、他のことが手につかなくなってしまいがち。

 

 

 

 

今後。

量より質。

今まで通り、ちょっと長めの文章を書き続けようと思う。中身があんまりなくて、短い文章を高い更新頻度で投稿するよりも、更新頻度が低くても、中身がそこそこある文章を投稿したい。そして僕は、この路線で勝負する方が適していると思う。

 

僕の書いた文章の中で1番目に読まれている文章と2番目に読まれている文章は、以下の通り。時々、紹介しているが。

blog.sun-ek2.com

blog.sun-ek2.com

 

両方とも1年ほど前に書いた文章であるが、どちらも主にGoogle検索経由で安定的にアクセスされている。今後も、このように検索エンジン経由で読みにきてもらえる文章を書きたい。

 

「読者数300人の壁」っていう言葉をチラホラ見かけたので、読者数が300人になったらまた何か書きます。

 

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