「2021年と2022年」の話。

目次。

 

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【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。

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はじめに。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

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サムネは、石清尾八幡宮で買った「お守り」と「おみくじ」。

 

石清尾八幡宮は高松の氏神様で、「石清尾」は「いわせを」と読む。正月に帰省した時には、必ず石清尾八幡宮へ参拝し、学業守を買い替えて、おみくじを引く。

 

今年は、なんと大吉だった。大吉を引いたのは、かなり久しぶり。香川に住んでいた時から、毎年、石清尾八幡宮のおみくじを引いているが、前回、大吉を引いたのがいつか思い出せない。それくらい久しぶりの出来事だった。

 

今年は、ポスドク先探し(就活)や博士論文執筆といった大事な行事があるので、滞りなく進めばいいな。

 

 

2021年。

やっと研究で大きな進捗が出た(3年間ほど、進捗がほぼなかった)。

今の研究テーマは、学部4年の頃から5年くらい取り組んでいる。やっていることは、実験進化。

 

学振に通りやすくするために、主に学部4年の頃にやっていた内容を論文にまとめた。

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そこから、修士1年、2年、博士1年の3年間、目立った研究の進捗は、ほとんど得られなかった。3年間、実験しても、いい結果が得られない日々が続き、博士号が取れるかどうか危ぶまれていた。

 

そんな中、2021年の5月に、今までで一番大きな進捗が得られた。ずっと暗闇をさまよっていた中、急にゴールが目の前に現れたようなレベルの進捗だった。

 

 

合気道を再開した。

僕は、高松(香川)で10年、大阪で5年、合気道の稽古をしていた。東京では、特定の道場には所属せず半年ほど、合気道の稽古をしていたが、そこから2年くらい稽古をしなくなった。そして、空白の2年を経て、明治神宮の武道場で合気道の稽古を再開した。

 

高松の道場、大阪の道場、東京の道場と渡り歩いてきた。新しい道場に移るたび、白帯の頃の右も左も分からないソワソワした懐かしい気持ちを思い出す。

 

合気道は、体術の他に剣術と杖術があるのだが、今いる道場の剣術は今まで稽古してきた剣術と全く違うので、本当に一から勉強している。剣術に関しては、本当に白帯と言った感じ。今の道場は、杖術の稽古がないので、こちらは稽古の空き時間に一人で稽古している。

 

2022年は、もっと今の道場の合気道の技を身に着けたいと思っている。もう少しで博士課程3年になる。僕は、博士課程修了後、海外に行きたいと思っているので、後1年ちょっとしか時間がない。

 

 

ギター、音楽理論・作詞作曲の勉強を少し始めた。

6月中旬からギターを始めた。厳密に言うと、2020年4月、新型コロナウイルスの影響で研究室に入れなかった時にギターを始めたのだが、こちらは三日坊主。ちゃんと始めたのは、2021年の6月中旬。

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ギターを始めた理由は、「ギターが弾けるようになりたい」に加えて、「作詞作曲をする前に楽器の経験を積みたい」という想いが高校生の頃くらいからあったから。

(作詞作曲は、楽器が弾けなくてもできるが、楽器の経験があった方がいい曲が作れる可能性が上がると思う)

 

僕の好きな音楽のジャンルは、ハードロック・ヘヴィメタル、そしてボーカロイド系。ハードロック・ヘヴィメタルは、中学生の頃くらい、ボーカロイド系は、高校生の頃くらいからよく聴いている。

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ハードロック・ヘヴィメタルといったバンド形態で演奏する音楽が好きだったので、ギターには、ずっと興味があった(音はギターよりベースの方が好きだが)。

 

そして、僕が高校生だった時期とボーカロイドの全盛期が被っていた。プロではない社会人、そして学生が作ったボーカロイド曲がプロミュージシャンの曲よりも人気を博していて、話題になっていた時代。そんな光景をネット上で見ていたので、いつしか「僕も作詞作曲してみたい」と思うようになっていた。

 

ただ、ギターが弾けるようになりたい、作詞作曲をしたいという気持ちは、高校生の頃からずっと持っていたが、2021年に入るまで、具体的な行動は起こしていなかった。

 

そんな中、僕が具体的に行動を起こすきっかけになったのが、日向電工さんの「ブリキノダンス」という曲(曲自体は昔から知っていた)。詳しくは、また別の機会に文章にしてブログに載せようと思う。

 

ギターの練習と並行して、音楽理論の本や作詞作曲の本を何冊か買って、勉強を始めた。何冊か読み終えたが、段々と、やらなければいけないことが増えてきているので、音楽理論、作詞作曲の勉強に関しては、後回しになっている。

↓読んだ。

 

↓読んでいる最中。

パソコンで始める日本一簡単なDTM作曲本: これ以上簡単に出来ない!

 

 

経済的な不安定さから脱却するために試行錯誤。

将来、生活が不安定な研究職に就きたいと思っていて、なおかつ僕には、奨学金という名の借金がたくさんあり、さらに2021年に入り、実家の状況がさらに悪化したので、どうにかこうにか安定的な収入を得ようと色々と手を出しては、失敗している。

 

2021年に入り、事業を思いつき、個人事業主になって、色々とあれこれやっていたが、結局、これも上手くいかなかった。

 

2020年は、株式自動売買プログラム開発をメインにやっていたが、2021年前半は、この事業で時間を取られ、2021年後半は、ギターにハマってしまい、ギターの練習ばかりしていたので、こちらは疎かになってしまった。

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2022年。

学術雑誌に掲載する論文と博士論文。

学術雑誌に論文が一報以上、掲載されないと博士号を取ることができないので、それに向けて、論文が書けるだけのデータを早く集めたい。

(情報系や理論系の人は数か月に1本のペースで論文を出すが、生物系の実験屋は、研究を論文化するまでに時間がかかる)

 

2021年に研究で大きな進捗が出たが、その後、また壁にぶつかってしまい、なかなか前に進めていない。…正直、博士課程修了までに間に合うかどうか不安。

 

もちろん、学術雑誌に掲載する論文に加えて、博士論文も書かないといけないが、そちらは、そんなに大変ではないと思う。学術雑誌に掲載する論文を書くことができれば、その内容で、博士論文を書くことができる。

 

 

ポスドク先探し(就活)・フェローシップ獲得。

博士課程修了までに学術雑誌に掲載する論文が間に合うかどうかという問題に加えて、ここ数か月、僕を悩ませているのが、ポスドク先探し問題。要は、就活である。

 

就活(ポスドク先探し)が上手くいかなければ、僕は「奨学金という大量の借金」と「実家の爆弾」を抱えた無職になってしまう。

 

ポスドクというのは、ポスト・ドクターの略。ポストとドクターは、それぞれ、日本語で「~の後」、「博士」という意味。つまり、ポスドクというのは、大学院で博士課程を終えた人が就く、大学・研究所のポストのこと。

 

基本的にポスドク先は、直接、行きたい研究室の教授に「あなたの研究室で研究させてください」といったメールを送り、交渉を行うことによって決める。日本の新卒採用のように一連の流れがあるわけではない。

 

この交渉で有利に働くのが、ポスドク用のフェローシップ。フェローシップは、研究費と生活費を支給してくれる制度で、日本の政府関連、外国の政府関連、日本の民間団体、外国の民間団体などなど、様々な団体が行っている。

 

日本で一番有名なポスドク用のフェローシップは、日本学術振興会が提供しているもの(学振PD、海外学振)。日本学術振興会は、国の研究費(税金)を全国の研究者(大学教授とか)に配る政府系の機関。

 

ちなみに僕は、日本学術振興会の特別研究員(DC2)であるが、これは大学院生用のフェローシップ。

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フェローシップを持っていれば、研究室が給料を払わなくても済むので、受け入れてもらえる可能性が高くなる。研究室側からすれば、タダ働きで自分たちの研究を進めてくれる人材。

 

僕は、大学院で生命の進化に関する実験系の研究をしているが、ポスドク先では、生命の進化に関する理論系の研究がしたいと思っている。

 

それに加えて、純粋な量子情報の理論系の研究もやりたい。今までは、量子回路、量子アルゴリズム、量子機械学習などの論文を読んでいたが、最近、量子測定や量子相関の論文も読み始めた。量子測定、量子相関は、前から面白そうとは思っていたが、僕には理解できないだろうと勝手に思い込んでいたので、これらの論文は避けていた。しかし、実際に読んでみると、僕にも一応、理解することができ、なおかつ、やはり量子測定、量子相関系の話は面白いなと思った。

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ただ、生命の進化に関する理論研究と量子情報の理論研究は、分野があまりにも離れすぎているので、両方やっている研究室を探すのはかなり困難。「サッカー」と「茶道」くらい離れていると思う。「生命の進化に関する理論研究」と「量子情報の理論研究」の両方をやっている研究室を探すことは、「サッカー」と「茶道」の両方を学べるスポーツクラブを探すようなものだと思う。難しい。

 

博士課程が終わったら、海外の研究室に行きたいと思っている。そもそも、博士課程から海外の研究室に行ってみたいと思っていて、色々と準備していたが、上手くいかなかった。次こそは、海外で研究がしたい。

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理想は、数年ごとに、別の国に移りながら、研究をつづける生活。

 

 

ギターの練習、音楽理論・作詞作曲・DTM(DAWとVOCALOID)の勉強。

今年も、ギターの練習をボチボチやりたいと思う。去年は、コード弾きで精いっぱいだったので、今年は、速弾きなんかに挑戦したい。アコギでも頑張れば、速弾きできそう。

 

音楽理論・作詞作曲の勉強を再開する時期は、フェローシップに応募して、その結果が分かった後ぐらいを予定している。

 

DAW・VOCALOIDには、今年の年末くらいまでに触りたいなと思っている。DTMは、desktop musicの略で、パソコン上で音楽を作る行為全般のこと。多分、和製英語だと思う。DAWは、digital audio workstationの略で、パソコン上で音楽を作るときに使うソフトのこと。こちらは、和製英語ではない。VOCALOIDは、ヤマハが発売しているボーカロイド曲が作れるソフト。

 

2018年の夏にVOCALOID5が発売された。VOCALOIDは、4年ごとに新しいバージョンが発売されている。そのため、VOCALOID6が発売されるのは、今年の夏くらいだと思う。今からVOCALOID5を買って、6が発売された後に、5をアップグレードすると余計なお金がかかってしまうので、もうしばらく待ちたいと思う。DAWは、VOCALOIDを買えば、一緒に付いてくるらしいので、それを使おうと思っている。

 

実際にボーカロイド曲を作詞作曲するのは、かなり先の話になると思う。僕は、何度も言うように、ハードロック・ヘヴィメタル系の曲が好きなので、ロック調の曲を作ってみたい。ロック調の楽曲を制作するとなると、基本的な音楽理論、作詞作曲の知識に加えて、ギター、ベース、ドラムの知識も必要となってくる。

 

まだ、勉強を始めたばかり。2、3年の間は、知識を蓄えることに重点を置こうと思う。

 

 

 

 

経済的な不安定さから脱却するために試行錯誤。

これは、常に考えないといけない問題。

 

経済的な不安定さを軽減させるために、今年、最優先でやらなければならないのが、ポスドク先(就職先)を見つけることと、フェローシップを獲得すること。ポスドク先を見つけることができれば、数年間の生活は安定する(ポスドクは任期付きの職なので、数年経てば、研究室から追い出される)。

 

今年の前半は、数年間の生活の安定を担保させることに注力し、今年の後半は、株式自動売買プログラム開発を再開したいと思っている。2021年は、他のことに手を出し、個人事業主にまでなったが、結局、その事業は上手くいかなかった。

 

その事業は、お金を稼ぐためだけに始めたものであり、僕が好きでやっているものではなかった。また、その事業に時間をかけても、研究には何の役にも立たない。

 

やはり、経済的な不安定さから脱却するために、困難だと思っていて、去年避けていた株式自動売買プログラム開発に力を注いだ方がよさそう。プログラミングをしたり、株価予測のために機械学習の論文を漁ったりするのは楽しい。また、プログラミング技術や機械学習の知識は、研究にも役に立つ。

(僕は、量子情報の一分野である量子機械学習の研究もやってみたいと思っているので、株式自動売買プログラム開発を通じて、手に入れた機械学習の知識が活きると思う)

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あと、歴代アクセス数ランキングの上位に株式自動売買プログラム開発関連の文章がたくさんランクインしているので、この話題が世間から求められているような気がする。

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子どもの頃から、お金がないという不安に襲われ続けている。実家も、そろそろ首が回らなくなって、ゲームオーバーしそうな予感が漂っているし、僕自身、奨学金という借金で首が回らなくなるかもしれない。

…どうにかしないと。どうにかしないと。どうにかしないと。

 

 

さいごに。

こんな感じで、今年もボチボチ、ブログを更新していくので、これからも『sun_ek2の雑記。』をよろしくお願いします。

 

 

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