「ブサ恋」~ブサイクな方々専用の恋愛マッチングサービスを個人開発した話。

目次。

 

ブサイクな方々専用の恋愛マッチングサービスを個人開発しました。ぜひご利用ください(18歳未満はご利用できません)。

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はじめに。

こんにちは。お久しぶりです。研究などが忙しくなって、ブログを更新しないうちに、しばらく経ってしまいました。

 

研究が上手くいかずに、博士課程の修了が1年近く延びてしまいましたが、最終的には無事に博士号を取ることができました。そこら辺の話は、後々、ブログに書こうと思っています。

 

今は、個人事業主のIT技術屋になっています。

 

 

インターネット異性紹介事業の届出。

出会い系サイト、恋愛マッチングアプリを開発して運営したい人は、インターネット異性紹介事業の届出を事前に警察署に提出しないと逮捕されるので、注意してください。

 

僕も、インターネット異性紹介事業の届出はちゃんと出しているので、ご安心ください。書類不備とかがあって、3回くらい警察署に行く羽目になりましたが、最終的にちゃんと受理されました。

 

 

Webアプリ開発。

「ブサ恋」について。

「ブサ恋」は、Djangoを使って開発し、AmazonのAWSで公開している。

 

Djangoは、PythonのWebアプリ用のフレームワークで、YouTubeやInstagramもDjangoを使って作られていると噂されている。元々、WebスクレイピングやAI開発、そして大学院時代にはデータ解析をするためにPythonをよく使っていたので、Webアプリ開発もPythonのフレームワークであるDjangoを使うことにした。

 

Webアプリ開発に使われるプログラミング言語と言えば、PHPやRubyだが、まだ何の言語も習得していないのであれば、Webアプリ開発が目的であっても、Pythonを覚えるのがいいと思う(と言いつつ、プログラミング初心者は、CASLというアセンブリ言語からやるのが一番いいという説を僕は、高校生くらいから唱え続けている)。AI開発では、PyTorchやTensorFlowといったPythonのフレームワークが市場をほぼ独占しているので、Pythonを覚えれば、Webアプリのみならず、AI開発にも知識を展開していくことができる。あと、日々の業務の自動化なども、Pythonを使ってプログラムを書けば、結構すぐに実現することができる。

 

Pythonの勉強をしたい人はこの本がおすすめ。

blog.sun-ek2.com

 

個人的には、日本の会社に頑張ってもらいたいので、さくらインターネットやエックスサーバーでデプロイしようと思ったが、ネット上に転がっているWebアプリ開発の案件を見てみると、AmazonのAWSを使ってほしいと書かれていることが多いので、「Webアプリを開発して、AWSで公開したことがあります!」という実績を作って、案件を獲得しやすくするために、AWSを選択した。「ブサ恋」が大きくなったら、さくらインターネットやエックスサーバーにお金を落とすために、サービスを移動させようかとなんとなく考えている。

 

この本を参考にして、「ブサ恋」を開発した。

 

 

Webアプリ開発歴。

初めて、Webアプリ開発に挑戦してみたのは、博士課程の大学院生の頃。その時に参考にしていたのは、以下の本。

 

サイトにアクセスして、そのまま放置しておけば、ビットコインのマイニングが行えるという昔に存在していたCoinhiveのようなWebアプリを作っていた。Webアプリを一通り作り終えて、ローカルサーバー上で動作確認まで終えたのだが、そこで止まってしまった。

 

まず、マイニングが成功した際に、きちんとデータが送られるのかどうか動作確認する術がなかった。実際にマイニングを成功させて、動作確認するのは確率的に不可能な話だし、動作を確認するためのテスト環境もないので、八方塞がりになってしまった。また、マイニングが成功する確率を改めてきちんと調べてみると、このWebアプリで稼ぐのは現実的ではないことが分かり開発を止めた。

 

このWebアプリを開発するにあたって、ビットコインの根幹技術であるブロックチェーン技術について、細かく独学した。面白いアイデアを思い付いたので、ブロックチェーン技術を使って、新たな暗号資産を作ろうと、画策していたが、法律的に厳しそうだったので、断念した。これも博士課程の大学院生の頃の話。

 

ビットコイン、ブロックチェーン関係の知識は、以下の本から手に入れた。

 

確かブロック内で使われているMerkle treeに関する説明はなかったので、それはQiitaなどの記事を何本か読んで理解した。

 

大学院を修了した後には、日米のAmazonの価格差を比較するWebアプリや、海外のフリーランス案件をAIで翻訳して掲載するWebアプリを作成した。こちらは、Google Cloud Run上で公開したが、思ったように稼ぐことができなさそうなので、更新を止めた。

 

 

ブサイクな方々専門の恋愛マッチングサイトを作成した理由。

 

僕は、不労所得を得て、労働しなくてよくなった時間を使って、量子力学や量子情報の理論研究ができたらいいなとずっと思っている。

 

また、そもそも僕は、個人事業主である。今のところ、収入は同年代の男性よりもあるが、5年後、10年後にどうなっているか分からない。正社員で雇われているわけでもないし、社会保険料を会社が負担してくれているわけでもない。そのため、できるだけ早く安定した収入基盤を構築する必要がある。

 

不労所得を得るための手段の一つが株式売買。機械学習の論文を読み、PyTorchを使って、論文の内容をコードで再現する力はあるので、それを使って、株価を予測するAIを作ろうとしている。

 

しかし、株価を予測できるAIは、そう簡単に作れない。不労所得を手に入れるために、株一本で頑張るというのは、かなりリスクがあるので、株価予測のAI開発と並行して、どうにか不労所得を手に入れることができないか試行錯誤している。

 

先に述べたビットコインをマイニングしたり、日米のAmazonの価格差を比較したり、海外のフリーランス案件をAIで翻訳して掲載したりするWebアプリの開発、構想段階ではあったが新たな暗号資産作成、X (Twitter)、TikTok、Instagramの自動フォロー、いいね、DM送信を行うプログラムを作成して、サブスクで売ろうとしたこともあった。また、開発した日米のAmazonの価格差を調べるプログラムを使って、日本で商品を仕入れて、海外に輸出するといったことにも挑戦したことがあった。他にも色々やったが長いので割愛。

 

アイデアを思いつくたびに、コードを書き、それを宣伝してはみるものの、上手く不労所得にならず、諦めるといったことを延々と繰り返している。

 

その繰り返しの中で、生まれたのが「ブサ恋」だった。

 

色々なプログラムを書いたが、やはりしばらくの間は、Webアプリで攻めようと思っていた。個人事業主なので、プログラム開発案件をいつも見ているのだが、Webアプリ開発系の単価は高い。

 

そのため、「ブサ恋」が上手くいけばいいが、仮に上手くいかなくても、Webアプリを開発して、運用している実績が作れるので、それをテコに使えば、単価の高い開発案件を狙えると思う。Web開発案件でお金を稼ぎつつ、稼いだお金を証券口座に突っ込んで、長期運用しつつ、空いた時間で「ブサ恋」を育てていければいいなと思っている。

 

恋愛マッチングサービスをやろうと思ったのは、どんなWebアプリを開発しようかと考えていた時にたまたま思いついただけで、特に深い理由はない。しいて言うなら、恋愛マッチングサービスは、インターネット異性紹介事業の届出を書いて、警察署に提出して、許可をもらう面倒臭さがあるので、個人があまり参入してこないだろうと思って始めた。

 

しかし、法人や自治体が運営している恋愛マッチングサービスは星の数ほどある。これら恋愛マッチングサービスと差別化する方法を考えている中で、「ブサイクな方々専門」という案が思い浮かんだ。

 

 

さいごに。

まさか自分が恋愛マッチングサービスを開発して、運営するとは思ってもみなかった。

 

令和7年1月1日にサービスを開始し、そこから月3万円くらい払って、X (Twitter)で宣伝している。サービスを開始して、2か月以上経ったが、事業収入はほぼなく、月3万円の赤字を垂れ流し続けている。おそらく、月の事業収入と広告費がトントンになるのは、1年後ぐらいな気がしている。

 

まあ、そうなることは最初から予測していたので問題はない。しばらくの間、「ブサ恋」を高単価のWeb開発案件獲得のために提示する実績として思う存分、使う予定である。

 

「ブサ恋」で年間36万円の赤字を垂れ流しても、「ブサ恋」をテコにして、それ以上のWeb開発案件を貰えたら、当初の思惑通りである。

 

 

最後に、、、「ブサ恋」をご友人に宣伝していただけると幸いです(18歳未満はご利用できません)。

busa-koi.tori-no-tomoshibi.com

 

 

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