「2020年と2021年」の話。

目次。

 

この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。

ofuse.me

 

 

【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。

www.youtube.com

 

 

はじめに。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

f:id:sun_ek2:20210113200735j:plain

 

サムネは、高松シンボルタワー。正月は高松市内を20 km(ハーフマラソン)ほど走っていた。この写真は、そのときに撮ったもの。

 

2020年は新型コロナウイルスで色々大変だった。2021年も初っ端から東京などに緊急事態宣言が発令される事態になって、まだまだ大変そう。

 

今のところ、コロナ禍は、僕にとって、追い風のような気がする。コロナ禍に対して、ネガティブな印象を抱いている人が多いと思うが、見方を変えれば、コロナ禍をポジティブなものとして捉えることができると思っている。

 

上手くコロナ禍がもたらす追い風に乗って、躍進していきたい。

 

コロナ禍をポジティブなものとして捉えるヒントになるかもしれない文章を昔、書いたので、よければどうぞ。

blog.sun-ek2.com

 

 

2020年。

海外大学院に落ちて、東京大学の大学院へ。

海外大学院進学は、浪人時代の12月頃に目標として掲げ、そこから大学の学部時代、その目標を達成するために首席卒業するくらい勉強した(海外大学院進学おいてGPA(授業成績の平均)がものすごく大切なので)。

blog.sun-ek2.com

 

そして、大学院の修士時代は、海外大学院の出願準備をずっと行っていた。

(海外大学院に必要な英語試験であるIELTSの勉強方法は以下の文章で紹介している)

blog.sun-ek2.com

 

…しかし、海外大学院に落ちた。。。

blog.sun-ek2.com

 

そのため、東大大学院の博士課程に進学することにした。

(結構、勘違いされている人が多いので注釈を。東京大学に入るのはものすごく難しいが、東京大学大学院に入るのは大して難しくない。日本の大学院は人気がないので、東京大学大学院であっても、入試倍率は1倍以下である専攻が多い)

 

修士1年の終わりに僕が所属していた研究室が阪大から東大へ引っ越した。そのため、僕も阪大から東大に引っ越すことになった。修士2年は、阪大院生として、東大大学院に出向し、阪大の修士を2020年3月に修了した。修士修了後、阪大の博士課程に進学すると、今やっている研究が続けられなくなる。そのため、東大の博士課程に進学することにした。

 

研究内容をブログに書いたら、怒られそうな気がするので、あんまり書くことはできない。むちゃくちゃざっくり言うと、「分子を組み合わせて、試験管の中で生命を創ろう!」みたいなことをやっている。

 

(余談であるが今話題のPCRは、研究室で、今まで数百回くらいやったことがある。新型コロナウイルス感染症の影響で、PCR検査がもっともっと普及し、、、研究用のPCR試薬が安くならんかな…。PCR試薬って地味に高いんよ。PCR検査の原理は昔、説明したのでよければどうぞ。)

blog.sun-ek2.com

 

 

 

 

経済的な不安定さから脱却するために試行錯誤。

今は、まだ大丈夫だが、数年後に経済的な事情で首が回らなくなる。

 

僕は、大学・大学院に進学するために日本学生支援機構から800万円ほど借金している。

 

僕は、博士課程修了後は企業ではなく、アカデミア(大学や国立の研究施設)で働きたいと思っている。アカデミアの職の多くは任期付き。数年で雇い止めになるので、アカデミアで働くのは経済的に不安定。任期が近づいてきたら、研究しながら就職活動を行わなければならない。

 

父と母は、それぞれ別々の県で暮らしている。父方は父と祖母の2人。母方は母と祖母の2人。彼ら4人の平均年齢は、70代後半。父方のことは詳しくは知らないが、話を聞く限り、おそらく自転車操業的な生活を送っている。そして、母方の方も自転車操業的に生活している。貯蓄もほとんどない状態で、平均年齢70代後半の4人が自転車操業しているのである。

 

この自転車操業がいつまでも続かないのは明らか。おそらく数年で破綻すると思う。そうならないためには、外部からの金銭的な支援が必要。

…誰が支援するかって? それは、、、僕。

 

約800万円の借金を返しながら、派遣社員のように任期付きのアカデミアの職を転々としながら、平均年齢が70代後半の4人を金銭的に支援すると…首が回らなくなる。

 

数年後、経済的に首が回らなくなる状態になるのは明白。何もしないまま、黙って指をくわえて、経済的な死が訪れるのを待つ…そんなことはしたくない。

 

経済的な不安定さから逃れるために、何かできるはずだ。

 

 

Google AdSense、アフィリエイト(ブログ収益)。

最初にブログを始めた頃は、あまりブログ収益のことを考えていなかった。収益ばかりに執着しているとモチベーションがすぐに失われ、ブログを続けられなくなるからだ(高校生の頃に感じた実体験)。

 

それからしばらく経って、遂にブログを始めて2年が過ぎた。2年間、なんやかんやブログを続けることができた。そして、記事も結構、蓄積できたし、折角、文章を書いているのだから、何らかの形で収益化をしたいと強く思うようになってきた。

 

けれども「ブログ収益第一!」とは思ってはいない。あくまでブログは自己満足で書き、その副産物として、収益が発生すればいいなと思っている。

 

ブログの収入源は、Google AdSenseとアフィリエイト。Google AdSenseは、Googleから貰える広告収益。YouTuberの広告収益も実はGoogle AdSense。Google AdSenseの申請を通すのは難しいらしいが、僕の申請が通ったのは高校生の頃なので、詳しいことはもう忘れてしまった。アフィリエイトに関しては、今までずっと軽視してきたが、2020年の年末ぐらいに意外に稼げることを知り、重視し始めた。

 

文章を書くのに加え、集客するためのプログラムをいくつも開発した。その中の1つがTwitter関連。Twitter経由で集客するためのプログラム達。

blog.sun-ek2.com

blog.sun-ek2.com

blog.sun-ek2.com

 

最後は、一見、関係がないように見えるが、実は偽アカウント(なりすまし)に騙されないように注意喚起しつつ、ブログの記事を宣伝している。

 

他にも集客のために色々とプログラムを書いて、走らせている。このブログでは、紹介していない。

 

 

【せどり・転売】Amazonで売れば利益が出る商品リストの販売。

せどり(転売)は、高校生の頃にやっていた。僕は、楽天で商品を仕入れて、Amazonで転売するというスタイル。詳しくは、以下の文章を参照のこと。

blog.sun-ek2.com

 

せどり(転売)で一番重要、かつ一番面倒くさい作業が「利益が出る商品探し」。僕の場合は、Amazonよりも楽天で安く売られている商品を探し回っていた。最初の方は、商品探しを手作業で真面目にやっていたが、段々と面倒くさくなってきたので、「利益が出る商品探し」を自動で行うプログラムを開発した。

 

大学に入ってからせどり(転売)は止めてしまった。そして、高校生の頃に開発したプログラムは、どこかに行ってしまった。

 

その後、僕は大学院生になった。そして再び、せどり(転売)関連で収入を得たいと思うようになり、高校生の頃にJavaで書いたプログラムをもう一度、Pythonで書き直した。

 

高校生の頃は、そのプログラムを使って、実際にせどり(転売)をしていた。一方で、大学院生の僕は、僕自身がせどり(転売)をするのではなく、そのプログラムの出力結果をブログ上に公開し、アフィリエイトによって、収入を得ようと思い立った(実は、高校生の頃にも同様のことを行っていたのだが)。

 

しかし、待てど暮らせど、アフィリエイト収益は一向に増えない。そして、これは確たる証拠はないが、ブログ上に掲載してある大量のアフィリエイトリンクを頻繁に更新していく作業は、よくない行為であると、Googleの検索アルゴリズムに判断されているのではないかと思い始めた(偶然か必然か分からないが、プログラムの出力結果に基づき、ブログ上のアフィリエイトリンクを頻繁に更新し始めてから、Google検索からの流入がかなり減った)。

 

そこから、プログラムの出力結果をアフィリエイトリンク化して稼ぐのではなく、出力結果を一覧にして、販売するという方法を思いついた。

 

詳しくは、以下の文章を参照のこと。

blog.sun-ek2.com

 

 

 

 

株式自動売買プログラム開発。

今までとは異なり、こちらはお金を使って、お金を稼ぐ方法。

 

お金でお金を産むためには、最初に株式市場に投下するお金の量が多い方が有利。ブログ(Google AdSense、アフィリエイト)と転売屋向けの商品リスト販売で、お金を稼ぐのは、低リスクで収入を得たいという思惑ももちろんあるが、主な目的は株式売買の軍資金を増やすこと。

 

ブログ(Google AdSense、アフィリエイト)と転売屋向けの商品リスト販売では、稼げる額に限界があるので、できるだけ早く、株式売買に移行したいと思っている。

 

株式自動売買プログラム開発の過程は、このブログで散々紹介しているので、興味のある人はどうぞ。

blog.sun-ek2.com

 

 

ディープラーニングと学術論文の知識を導入。

実は、ディープラーニングを導入するに至ったきっかけは、2020年4月に新型コロナウイルス感染症の蔓延によって発令された緊急事態宣言。

 

緊急事態宣言が発令されて、研究室に入ることができなくなった。僕は、生物系の実験屋さんなので、研究室に入れないと実験を進めることができない。

 

研究室に入れない間、何をやろうか?

…そこで思いついたのが、学術論文を読むこと。

(読んだ論文はブログに備忘録としてまとめているのでよければ)

blog.sun-ek2.com

 

今まで、あまり論文を読むという習慣がなかった。僕が使っている実験系は、他の研究室に存在しない独自のものなので、論文を読む必要性が他の人に比べて低かった。そして、論文を読むことに苦手意識を持っていた。けれども、そろそろ論文への苦手意識を無くさないといけないと焦っていた。

 

緊急事態宣言で研究室に入ることができないので、量子情報に関する論文を漁り始めた。僕は、先ほど述べた通り、生物系の実験屋さんなので読み解けるか不安であったが、何とか読み解けた。しばらく色々な論文を読んでいると、「量子ディープラーニング」という分野の論文にぶつかった。

 

ディープラーニングを含む機械学習全般の知識は、既に持っていたので、量子ディープラーニング関連の論文も読み解くことができた。そして、「量子ディープラーニングがいけたなら、ディープラーニングの論文も読めるのでは?」と思うようになってきた。そして、ディープラーニングを使ったプログラムを書きたいと思うようになってきた。

 

そのように思い立って、学術論文とPyTorchの本を読み、LSTMベースのプログラムを書き始めた。ちなみに僕が読んだ本の中には、LSTMの話は載っていなかったので、ネットで適当に調べながら実装した(LSTMの知識を身に着けたのは、2年くらい前)。

 

LSTMベースのブログラムは書くことができたが、、、まだ安定的に利益を上げる段階には至っていない。

 

 

 

 

2021年。

研究。

昨年、日本学術振興会(学振)の特別研究員(DC2、進化生物学)に採用内定された。手続きをミスることがなければ、4月から特別研究員になる。

blog.sun-ek2.com

 

この後、紹介するが、最近、博士課程修了後に行きたい場所(ポスドク先)が見つかった。

 

昨年は、どちらかというと、「研究」よりも「経済的な不安定さからの脱却」に重きを置いて、活動していたような気がする。今年は、特別研究員に採用され、行きたい場所(ポスドク先)も見つかったので、研究を頑張りたいと思う。

 

 

経済的な不安定さからの脱却。

「ブログ(Google AdSense、アフィリエイト)」と「転売屋向けの商品リスト販売」は、これまで通り、ボチボチやっていこうと思う。それに加えて、今年は、Web広告に手を出して、もっと集客を頑張りたい。

 

このままいけば、数年後には経済的に首が回らなくなるが、幸いなことに現時点では、貯蓄できるくらいの経済的な余裕はある。ただ、この貯蓄で数年後に訪れる経済的な死を免れることはできない。焼け石に水。

 

ならば、貯蓄するのではなく、「ブログ(Google AdSense、アフィリエイト)」と「転売屋向けの商品リスト販売」の収入を安定化させるために、お金はWeb広告などに使いたいと思っている。

 

また、それらに加え、最近滞っている株式自動売買プログラム開発も進めたいと思う。今年こそは、何とかして、安定的に「日本学生支援機構から借りている借金の月額返済額」と同じくらい利益を上げることができるアルゴリズムを開発したい。

 

 

博士課程修了後の進路(ポスドク)に向けて。

最近、博士課程修了後に行きたい場所(ポスドク先)が見つかった。元々、その研究室は、修士時代から知っていたが、しばらくの間、その存在を忘れていた。

 

2020年の12月くらいに、その研究室のことを急に思い出し、色々と調べてみた。そして、博士課程を修了することができたら、そこに行ってみたいと思うようになってきた。

 

12月末に準備として平衡統計力学の本を読み始めた。

 

平衡統計力学が終わったら、非平衡統計力学に移って、、、その後は、その研究室の論文を細かく読もうと思う。

…非平衡統計力学のおすすめの本を教えてください。

 

(余談だが、ポスドクは、ポストドクターの略。「ポスト」は、「後」っていう感じの意味があって、「ドクター」は医者ではなく、博士のこと。医者は、medical doctor。ポスドクは、その名の通り、博士号を取得した後、大学や研究機関で働いている研究者のこと。日本語では、博士研究員と呼ばれるが、「博士研究員」なんて言っている人は今までほとんど見たことがない。みんな、「ポスドク」と呼んでいる)

 

 

さいごに。

こんな感じで、今年もボチボチ、ブログを更新していくので、これからも『sun_ek2の雑記。』をよろしくお願いします。

 

 

この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。

ofuse.me

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村