目次。
この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。
【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。
2019年10月31日未明、首里城が焼失した。
2019年10月31日、朝起きると衝撃的なニュースが飛び込んできた。31日未明に首里城が焼失したらしい。
ものすごくビックリした。焼失する4日前、27日に首里城に行ってきたばかりなのに。
今回は、焼失する4日前に首里城に行った話。
GRE Subject (Physics)受験のため沖縄へ。
GREは、アメリカの大学院に出願するために必要な試験。GRE には、GeneralとSubjectがあって、ほとんどの専攻で必要なのは前者。理学系の専攻だと両方が要求される。Subjectには、さらに数学、物理学、化学、生物学などといった種類があって、僕が受けたのは物理学。
このGRE Subjectという試験、試験会場がなぜか福岡と沖縄にしかない。試験があるのは、4月、9月、10月で、僕は9月と10月に受験した。9月は福岡。
僕の出身地は福岡なので、今後も福岡に行く機会は多々ある。一方で、沖縄には中学校の修学旅行で行った以来、一度も行ったことがない。また、今後も沖縄に行くような予定はないだろう。ということで、10月は沖縄に行くことにした。
LCC(格安航空会社)を使って行けば、福岡も沖縄もあんまり値段は変わらないと思う。
LCC(格安航空会社)を使って沖縄へ。
去年、2019年は、ちょくちょくLCCの航空機に乗る機会があった。安いけど羽田から飛んでいないので、成田国際空港まで行かなければならない。成田まで行くのは面倒くさいが、安いけんしゃあない。
とは言っても、東京から成田国際空港は遠い。2019年は沖縄だけではなく、北海道にも行ったが、この時はタクシーで渋谷から成田国際空港まで行った。
詳しくは以下の文章をどうぞ(主にドバイの話だが渋谷駅から成田国際空港までタクシーで行った話も細かく(運賃とか)している)。
沖縄は、Peachの飛行機で行った。飛行機は、こんな感じ。
バスで飛行機の近くまで行って、そこから階段を上って、機内へ。待合ロビーから直接機内へ入ることができる大手航空会社と比べて不便と感じる人もいるかもしれないが、僕は、バスに乗っている間に色々な飛行機を見れて、搭乗するときに自分が乗る飛行機を間近で見ることができるLCCの搭乗方式の方が好き(飛行機が好きな人はLCCの方がいいかも)。
飛行機の中は、2000円くらいで大阪から東京まで行った時に使った夜行バスの車内と似ていた。LCCの飛行機は、安く目的地に着くということが重視されているので、合わない人には合わないかもしれない。
座った席は、飛行機の羽の近く。やっぱ飛行機は、かっこいい。
首里城へ。
GRE Subjectを受けた翌日に首里城へ行った。中学生の頃、修学旅行で行ったぶり。そこから、10年も経ったのか。
ソーキそば(沖縄そば)。
ソーキそば(沖縄そば)は、香川にある沖縄料理店で、ときどき食べていた。そこのソーキそば(沖縄そば)は、ものすごくおいしいのだが、残念ながら店の名前が分からない(子どもの頃に親に連れられて、行っていたので)。
調べてみると、そばの上に載っている肉の種類によってソーキそばって言われたり、沖縄そばって言われたりするらしいが、僕は肉の種類の判別ができないので、沖縄で食べたものが、「ソーキそば」なのか「沖縄そば」なのか分からない。メニュー表には、もちろん書いてあったが、1年前の話なので、どっちだったのかはもう覚えていない。
ソーキそば(沖縄そば)の後は、いよいよ首里城。
10年ぶりの首里城。
初めて首里城に行ったのは、中学3年生の頃。そこから10年経って、再び首里城へやってきた。
首里城には、あんまり見て回るところがないなっていうのが10年前に抱いた感想。本当に見て回るところがなかったのか、修学旅行のスケジュールがガチガチすぎて、見て回る時間がなかったのか、どっちなのかは、よく分からない。
しかし、10年ぶりに首里城へやってきて、その印象が変わった。
首里城が博物館っぽくなっていた。展示品がたくさんある建物から首里城内部へと続く、見学通路のようなものができていた。
この見学通路は10年前からすでにあったかもしれないが真偽の程はよく分からないし、別に重要なことでもないので、調べてもいない。中学生には、まだ早すぎるってことで、修学旅行のスケジュールから、この見学通路が取り除かれたのかもしれない。少なくとも、10年前、こんなにたくさんの展示品を首里城で見た記憶は全くない。
一応、高校では、日本史選択だったので、センター試験のために琉球王国のことも勉強した。高校の頃に仕入れた、今はもう頭からほとんど消え去っている琉球王国の知識をフル活用しながら、展示品を見て回った。
色々と首里城周辺をぶらぶらした後にお土産コーナーにやってきた。休憩スペース的なところに行くと、首里城復興の VTRが流れていた。これは、2019年の火災の復興ではなく、沖縄戦で焼失した首里城の再建VTR。
建築に関する知識は何も持ち合わせていないが、今回のVTRのように建物が建っていく過程を見るのは好きなので、首里城再建のVTRをずっと見ていた。色々な職人さんが再建に向けて、力を合わせているところが細かく知れたので、とても面白かった。
そのVTRを見てしまったので、首里城が再び燃えたというニュースを聞いたときに余計、唖然としてしまった。色々な職人さんの努力の結晶が、、、。
一日も早く、元の状態に戻ることを祈るばかりである。
読谷村。
ここまで散々、首里城の話をしたが、実はGRE Subjectの試験会場は那覇市ではない。那覇市からバスで1時間くらいのところにある読谷村という村に試験会場はある。
東京、大阪がではなく、福岡、沖縄が試験会場なのがそもそも謎。沖縄に至っては、那覇市ではなく、読谷村が試験会場。さらに謎である。
試験会場は、読谷村座喜味にあるインターナショナルスクール。試験会場からの眺めは、ものすごくいい。
読谷村座喜味に来て、座喜味城跡を無視して、帰るわけにはいかないので、適当に海岸線をぶらぶらしたのちに座喜味城跡に向かった。
沖縄の海。
沖縄に来たからには、海を見ないといけない。試験会場の近くに海があったので、目的なく砂浜を彷徨った。
僕の育った場所は、香川県高松市。キャッチコピーは、「瀬戸の都・高松」。身近にあるのは、瀬戸内海。島だらけの瀬戸内海もいいが、島一つなく、水平線が綺麗に見える日本海もいいなって思う。
座喜味城跡。
海と座喜味城跡は、真反対。砂浜をぶらぶらした後に座喜味城跡を目指した。バスを使わず、迷子になりながら、歩いて向かったので、多分、1時間~2時間くらいかかったと思う。
10年ぶりの沖縄は楽しかった。首里城が再建されたら、また行ってみたいと思う。
…「旅。」というカテゴリーを作ってみたので、よければどうぞ。
この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。