目次。
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【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。
はじめに。
僕の地元は、香川県高松市。
生まれたところは、福岡県朝倉市だが、4歳の頃から高松に住んでいるので、僕の体に染みついている文化とか方言は、ほぼ香川。
ちなみに香川の方言を「香川弁」っていう人がいるが、正しくは「讃岐弁」。僕は、方言がきつい方だと思う(同年代の中では)。大阪に住んでいた時も、東京に住んでいる今も、頑なに讃岐弁を使っている。(大阪に5年住んだが、関西弁に染まらないように気を付けていたので、関西弁は身に付いていない)
そんな高松で、夏の時期にあるのが、「さぬき高松まつり」。高松市立中央公園という場所を中心に3日間、行われる香川で一番大きな祭り。
「今年のさぬき高松まつりは、どんな感じなんだろう」と思い、高松市のwebページを見て見ると…なんと今年は、中止。。。
理由は、言うまでもないが、新型コロナウイルス感染症。
最近、お盆に高松へ帰っていないので、さぬき高松まつりが中止になったとしても、あまり影響はないが、何だか少し寂しい気分。
そんなこんなで少し寂しい気分に浸っていると、「一合まいた」を聴きつつ、スマホの中に入っている写真を漁りつつ、ネットでも同様に写真・動画を漁りつつ、文章を書けば、「さぬき高松まつり感」を味わえるのではないか…なんて少しずつ思い始めた。
この文章は、僕が「さぬき高松まつり感」を味わうために書き始めたものであるが、折角なので、高松に興味を持ってくれる人が増えるような文章にしたいなって思う。
(…って思っていたが、書き終わって、読み直してみると、単なる雑記になっていた)
(高松市のwebページにさぬき高松まつりオフィシャルTシャツのデザインが載っていたが、かなり僕好みのデザインだった。今年は中止になったので、来年のTシャツのデザインに使われるらしい。よかった。よかった)
一合まいた。
イヤホンかヘッドホンで「一合まいた」を聴きながら、この文章を読むと、「さぬき高松まつり感」をより味わえると思う(下の動画で延々と流れている曲)。
さぬき高松芸どころ
どの町通ってもつんちつんつつん
ねんごげに踊っておいでまいよ
ほんどり踊っておいでまあせ
…(続く)
「一合まいた」は、香川の盆踊りでよく流れる曲。元々は、盆踊りっぽい曲であるが、さぬき高松まつりでは、アレンジされた「一合まいた」が使われる。
以下の「一合まいた」はアレンジ前。
さぬき高松まつりが近づいてくると、商店街で「一合まいた」が大音量で流れる。高松の商店街は、アーケード状になっているので、大音量の「一合まいた」は、建物の壁、アーケードで反射して、立体的に聴こえ、すごく臨場感がある。
僕は、音が立体的で、臨場感がある商店街の「一合まいた」が好きなのだが、YouTube音源だとなかなかそこまで再現できない…。
さぬき高松まつりが開催されているときは、商店街のみならず、至る所から「一合まいた」が流れてくる。
高松港からの打ち上げ花火。
さぬき高松まつり2日目には、高松港から打ち上げ花火が上がる。
高松に住んでいた時は、実家近辺で花火を見ていたが、大学2年、3年の頃は、高松港まで行って、瀬戸内海のすぐ横で打ち上げ花火を見た。高松港は、JR高松駅、高松城(玉藻城)跡の傍にある港。実家の近くにある港。
昔、高松港から撮った写真をブログの記事のサムネにしたことがあった。目の前に広がるのが瀬戸内海。そこに浮かんでいる島は、鬼ヶ島(女木島)。
打ち上げ花火。写真は、大学2年の頃に撮ったもの。
打ち上げ花火が上がる日に高松港に行くと、花火を見物している大きな船を見ることができる。
高松港をふらふら歩いていると、赤灯台に出くわす。
僕は、瀬戸内海ギリギリまで寄って、花火を見たが、JR高松駅の向かいにある高松シンボルタワーから花火を見るのもいいかもしれない。写真は、夏じゃなくて、年末に撮ったもの。
高松港、JR高松駅、高松城跡(玉藻城)のお隣に小さな半島がある。高松城(玉藻城)跡の東隣にあるので、城東町。この一帯は、かつての八重垣遊郭と呼ばれ、今では八重垣新地と呼ばれる四国最大級の風俗街である。
…実は、八重垣新地は僕の出身小学校・中学校の後続校の学校区にある風俗街。(母校は両校とも廃校した)
八重垣新地は、高松港の傍にあり、かつ風俗街なので、人混みを気にせずに花火を楽しめる穴場かもしれない。(僕は八重垣新地から花火を見たことがないので分からないが、ひょっとすると、ここも混んでいるかも)
総おどり。
総おどりは、高松市立中央公園の東側に走っている中央通りで最終日に行われる。
ちなみに僕は、総おどりで踊ったことはない。
うーん。総おどりに関しては、あんまり書くことがないかも。。。
総おどりでも、もちろん「一合まいた」が大音量で流れる。
さぬき高松まつりのポスター。
最近だと、毎年、「うどんの国の金色毛鞠」のキャラクターが描かれたポスター。「うどんの国の金色毛鞠」は、アニメで観たことがある。
慣れ親しんだ場所がむちゃくちゃ忠実に描かれていて感動した。面白いか、面白くないかと言われると…。心温まる系の漫画なので、そういう系に興味のある人はぜひ。
僕は、「第49回 さぬき高松まつり」のポスター(2014年)がダントツで好き。
(描かれているのは「うどんの国の金色毛鞠」のキャラクターではない。毎年、「うどんの国の金色毛鞠」のキャラクターが起用されるようになったのは、2015年から)
スマホの写真フォルダを漁っていると…。
懐かしい写真が色々と出てきたので、ついでに。
高松中央商店街。
高松中央商店街は、日本一長い商店街。
実家の近所にあるので、小さい頃からよく遊びにいっていた。
高松中央商店街は、兵庫町商店街、片原町商店街、高松丸亀町商店街、ライオン通り商店街、南新町商店街、トキワ新町商店街、常磐町商店街、田町商店街の8つの商店街が相互に繋がってできている。それぞれの商店街は、互いにつながっているが、雰囲気は全然違う。
高松丸亀町商店街は、8つの商店街の中で群を抜いて、活気がある。僕が小学生か、中学生くらいの時は再開発中で、板張りになっていて、人気はあまりなかったが、再開発が終わると、いつ行っても沢山の人で溢れかえっている商店街に生まれ変わった。
地方の駅前の商店街が寂れるって話をよく聞くが、高松丸亀町商店街とは無縁な話。この商店街を参考にしようと、全国の地方自治体から視察がくるらしい。
一方で、片原町商店街、常盤町商店街は、何だか元気がない感じがする。高松中央商店街の8つの商店街は、活気の格差が激しい。
ちなみにうどん屋がたくさん連なっているのは、南新町商店街。
僕が小学生・中学生の頃によく行っていたのは、南新町商店街、常磐町商店街、田町商店街。高校生の頃は、どの商店街にもよく行った。(僕が通っていた高松高校は、高松中央商店街に一番近い高校)
峰山(石清尾山)。
この文章を書くまで、石清尾山のことを峰山と呼ぶのだと思っていたが、どうやら違うらしい。峰山は、石清尾山にある町名。高松市峰山町。
しかし、石清尾山のことを石清尾山と呼んでいる人に今まで出会ったことがない。みんな石清尾山のことを峰山と呼ぶ。
小学生・中学生の頃は、毎年、合気道の道場の人たちとバーベキューをしに峰山に登った。高校生の頃は、テニス部に所属していて、部活のトレーニングとして高松高校から峰山の頂上まで走って往復した。
大学生になり、テニス部時代のランニングが懐かしくなったので、お盆で帰省したついでに、高松高校から峰山の頂上まで走って往復し、ついでに高松の中心街をランニングした。走った距離は、26 kmくらいでハーフマラソンより少し長い。
(その頃、外国語学部合氣道部の主将をやっていたが、20歳以上年上の先輩とひと悶着あって、むちゃくちゃ体力をつけないといけない状況に追い込まれていたので、ほぼ毎日、ひたすら走っていた)
大学生の頃、峰山のてっぺんまで走って、撮った高松の中心街の風景。
高松高校のテニスコートの写真。…あんまりテニスコートは見えないな。けれども、ものすごく懐かしい。奥に見えるのは、香川県庁。ここから峰山のてっぺんまで走って、峰山のてっぺんからテニスコートまで走って戻っていた。
そういえば、高松高校周辺のうどん屋を紹介した文章を昔、書いたので、よければどうぞ。
峰山(石清尾山)の麓には、石清尾八幡宮という神社があって、毎年、正月にお参りして、学業守を買っている。言い忘れそうになったが、「石清尾」は「いわせお」って読む。
ぶどう餅(武道餅)。
更に画像フォルダをほじくっていると「巴堂 ぶどう餅」の写真が出てきた。巴堂の本店の所在は、東かがわ市。高松市にも店があって、高松市役所の向かい側、高松高校から徒歩3分ぐらいのところにある。
「ぶどう餅」は、今まで食べてきた菓子の中で僕が一番好きな菓子。
さいごに。
高松は、ものっそええとこやけん、いっぺんおいでまあせ♡
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