目次。
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はじめに。
この話を先に読まないと、何故うどんの話をしているのか、分からないと思うので、時間のある方はぜひ…。
学振DC1は博士課程の大学院生に生活費と研究費を支給する制度。倍率は、5倍くらいなので、多くの人が不採用になる。不採用C→不採用B→不採用A→面接不採用→補欠不採用→採用!いう段階があって、僕は、補欠不採用だった。
…あと一歩だったのに。
博士課程の大学院生の懐事情は、深刻。学振DC1に受からなければ、博士進学を諦めて、就職する人もいる。僕の場合は、かなり不確定要素があるが、学振DC1に通ったら、逆に懐事情がちょっとだけ悪くなる。
先ほどの文章を書いたのは、年末。まだ、最終的な採用・不採用は決まっておらず、学振DC1補欠状態。そんな中、大晦日に研究室の同期が僕の地元「香川県高松市」に来てくれたので、学振補欠うどんと銘打って、ひたすらうどんを奢った。
僕ら界隈は、学振に受かった人が研究室の人たちに焼肉を奢る「学振焼肉」という謎文化がある。僕は「学振焼肉」に代わる新たな文化として「学振うどん」を広めたいと思っていて、前回の文章はそのために書いた(ありがたいことに、そこそこ読まれている)。
「なんで、学振うどんなんて広めるの?」と疑問に思う人がいるかもしれないが、それは香川県が必死に年越うどんを広めているのと同様に大した理由はない(年越そばを食べる香川県民の方が多いと思う)。
できることなら、学振DC1に受かって、「学振うどん」を広める文章を書きたかったが、落ちてしまった…。けれども、落ちたとしても関係ないです。今からうどんの話をします。
平成の時代は、「学振焼肉」。令和の新時代は、「学振うどん」!
学振・年越しうどん。
高松高校の周辺にあるうどん屋に行った。高松高校は僕の母校。
「香川の観光名所教えて」って時々、聞かれるが、大体「高松高校!」って答えているような気がする。香川に行った際は、ぜひ高松高校にお立ち寄りください。ちなみにその名の通り、高校なので特に何もありません。
僕は、高松の中心街のうどん屋は結構知っているが、郊外のうどん屋は全然知らない。こだわり麺や、麺処 綿谷、竹清とかも行きたかったが、大晦日だったので閉まっていた。あと、高松高校から徒歩3分以内に香川県庁と高松市役所があって、どちらもうどんが食べられるが、県庁の食堂には行ったことがなく、市役所の食堂には一回しか行ったことがない。
大晦日、はしごしたうどん屋は、4店。この日、3店のパソコン屋もはしごした。
うどん さか枝
高松高校から南に徒歩2分くらいにあるうどん屋。このうどん屋の息子さんは、僕の高校の同級生。高校の頃、英語の授業の教科書をなくしてしまって、新しく買うのが嫌だったので、毎時間毎時間、彼に教科書を借りていた。…その節は大変お世話になりました。
うどん さか枝は、香川で有名なうどん屋の一つなので、香川に来た際はぜひ。そういえば、高松中央商店街の南新町商店街のうどん屋が潰れて、さか枝うどんになっていて、びっくりした。
しんぺいうどん
高松中央商店街の田町商店街にあるうどん屋。僕は、このうどん屋に今まで行ったことがなかった。しんぺいうどんは、他の一般的な香川のうどん屋とは違った雰囲気なので、入りづらかった。どちらかというと、大阪とか東京にあるうどん屋みたいな感じ。
香川の一般的なうどん屋は、丸亀製麺のようにセルフサービスなのだが、しんぺいうどんはテーブルに座って店員さんが注文をとる(イメージしやすいと思ったので丸亀製麺を例に挙げたが、香川県民は丸亀製麺のことは好きではない)。香川の一般的なうどん屋は、かけ、ざる、ぶっかけといった基本的なうどんに重点が置かれていて、メニューの種類はそんなに多くないが、しんぺいうどんはかなり多様なメニューがあった。けれども、一般的なうどん屋に比べて、値段が高い…。
香川のうどん屋は、昼過ぎに閉店するが、しんぺいうどんは夜もやっている。香川に行った人から「夜、うどん屋、どこも開いてない」ってびっくりされたが、うどん屋は昼過ぎに閉まるのが当たり前だと思っていたので、そう言われて逆に僕もびっくりした。
たも屋 女道場
高松中央商店街の田町商店街にあるうどん屋。その名の通り、店員さんが女性ばかり。他のたも屋に行ったことがないのでよく分からないが、女性ばかりなのは、この店だけだと思う。(そういえば、たも屋の本店に行ったことないな…。近所やけども)
めりけんや
高松駅の近くにあるうどん屋。高松駅の構内にも連絡船うどんっていううどん屋があるが、30分以上1時間以内ぐらい駅で時間が余っていて、うどんが食べたいのなら、めりけんやに行った方がいいと思う(連絡船うどんもめりけんやも会社は一緒)。
香川に帰省して、大阪・東京に帰るときに高松駅から出発するのだが、大体そのときに食べにいく店。
もっと他のうどん屋にも行きたかったが、お腹がおきたので断念。「お腹がおきた」って讃岐弁で「お腹いっぱいになった」って意味で、僕も普段から使う言葉やけど、大阪・東京では一切通じなくてびっくりした。
平成の時代は、「学振焼肉」。令和の新時代は、「学振うどん」!
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