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タイトル通り、大学を卒業するときに貰った工学賞のガラス盾が大阪北部地震の際に壊れ、それを金継ぎで直して頂いたという話。
(ブログの更新頻度が下がっていて申し訳ないです。海外大学院で博士号を取りたいと思っているのですが、最近、それに関するチャンスが色々と巡ってきていて、そのチャンスを活かすことに集中しています)
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大阪大学工学賞。
大阪大学工学部は、5個の「学科」からなっていて、その下に(多分)12個の「学科目」があって、またそのさらに下に(多分)20個の「コース」からなっている。大阪大学工学賞は、コースの首席の人に贈られる賞。
僕は、応用自然科学科・応用生物工学科目・応用生物工学コースの首席としてこの賞を頂いた。(ずっと物理学の勉強をしているので、自分でも忘れかけているが、僕の専門は生物工学だったりする)
ついでに工学部の卒業生代表にもなったりした。
ちなみに「工学部の卒業生代表になったら何か(主にお金)もらえた?」と聞かれることが度々あったが、、、代表は何ももらえない。。。
高校生の頃はずっと落ちこぼれで、あんまり勉学に自信がなかったが、大学4年間を通じて、少しだけ自信がついた。
大阪北部地震。
2018年6月18日に起きた地震。大阪大学は、大阪の北部にあり、色々と被害を受けた。僕が所属していた研究室(今も名目上は所属)も足の踏み場もないほど物が散乱。そして色々な物が壊れた。
そして、研究室の片づけをしているとこんなものが、、、。
金継ぎ。
砕けた盾をどうしようか。そう思いながら、見つけたのが「金継ぎ」。砕けた陶磁器を漆でくっつけて、割れ目を金とかで装飾する技法とのことらしい。
ここでしばらく悩む…。修繕費用は、2万円くらい…。
そうこうしていると東京行きが決まり、新しいノートパソコンを買うことを決意。大阪にいるうちにこの悩みを解決したいと思い、またノートパソコンのおかげで財布のひもが緩くなっていたので修繕することに。
修繕をお願いし、3か月ぐらい待っていると…。
地震で砕けた盾が唯一無二の盾になった。
ということで、地震とかで何かが壊れたら、金継ぎで直してみてはいかがでしょうか。
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