はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」(sun_ek2の由来とか)の話。

目次。

 

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はてなブログ10周年特別お題

「はてなブログ10周年特別お題」とは、はてなブログが誕生してから10年経ったことを記念して行われているキャンペーンのこと。

 

前回の「好きな楽曲10選」に続き、「はてなブロガーに10の質問」というお題にも参加してみようと思う。

blog.sun-ek2.com

 

 

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

ブログ名「sun_ek2の雑記。」の「雑記。」部分は、そのままの意味。このブログには、色々なことを書こうと思っていたので、雑記という言葉をブログ名に加えた。

 

問題は、「sun_ek2」の部分。僕のハンドルネームでもある。sun_ek2というハンドルネームは、10年くらい使い続けているが、そう言えば、誰にもその由来を話したことがなかった。

 

結論から言うと、sun_ek2の由来は、僕の本名(下の名前)。

 

僕の下の名前は、

けんすけ

ローマ字で書くと、

kensuke

並び替えると、

nsu ke ke

さらに並び替えると、

sun ek ek

ekが2つあるので、

sun_ek2

 

…これがsun_ek2の由来。僕は、sun_ek2を「すん いー けー に」って読んでいる。sunは、太陽が由来ではないので、「さん」とは読まない。

(本名をブログに書こうかどうか迷ったが、Twitterで自分の論文紹介とかすれば、どうせバレるので、ここに書いてもいいかなと)

 

高校2年生の途中まで、ネット上では「寸」というハンドルネームを使っていた。読み方は、「すん」。

 

中学時代、僕のことを「けんすん」って呼ぶ人がいた。その頃は、周りの人から「けんすけ」か「けんちゃん」って呼ばれることがほとんどだったので、この「けんすん」という言葉は妙に耳に残っていた。この「けんすん」が高校2年まで使っていた「寸」の由来。「けんすん」をそのまま使うのは嫌だったので、「すん」だけ使った(「けん」はありきたりすぎる)。「寸」は単なる当て字。

 

高校2年生の頃、Twitterを使い始めるにあたって、新しいハンドルネームを考えることにした。その時に思いついたのが、sun-ek2(sun_ek2)。今まで使っていた「寸」をベースに新しいハンドルネームを考えていたので、kensukeからsun_ek2への変形は、sunを前に出して、ke keをek2にまとめる形になった。そういう経緯があるので、sunは「さん」ではなく「すん」と読む。

 

最初の方は、ハイフンを使ったsun-ek2をよく使っていたが、段々とアンダーバーを使ったsun_ek2を使う機会が増えていった。そして数年前に、ハンドルネームをsun_ek2に統一することにした。sun_ek2は、絵文字みたいに見えて、sun-ek2よりも少し可愛いので。

sun_ek2

 

しかし、ドメインにはアンダーバーが使えなかったので、このブログのurlは、

https://blog.sun-ek2.com/

 

 

はてなブログを始めたきっかけは?

正直、よく覚えていない。

 

ブログは、高校生の頃にもやっていたが、その時は、お金儲けが目的だった。我が家はお小遣いというものがなく、かつ貧乏だったので、Google AdSenseとアフィリエイトでどうにかしてお金を稼ごうとした。結局は上手くいかなかったが。

blog.sun-ek2.com

 

このブログの最初の記事を見てみたが、ブログを始めたきっかけが書かれていなかった。ただ、恐らく今回の場合は、お金儲けに関しては、あまり考えていなかったと思う。

blog.sun-ek2.com

 

一応、ブログの利点は、以下の文章で散々書いた。これらの文章が他の人がブログを始めるきっかけになればいいなと思う。

blog.sun-ek2.com

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自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

強いて言えば、『IELTSでOverall 7.0を取った話。』

blog.sun-ek2.com

 

理由は、僕が書いた文章の中で一番アクセス数が多い文章だから。また、アクセス数だけではなく、平均ページ滞在時間も一番長い。『IELTSでOverall 7.0を取った話。』には、多くの人が長い時間滞在している。

 

IELTSは、英語能力を測る試験。英語能力を測る試験には、TOEIC、英検、TOEFLなどがある。IELTS Overall 7.0は、文科省の資料によると、TOEIC 900点台らしい。

 

TOEICや英検は、主に日本人が日本人の英語能力を測るために使われているイメージがある。日本人(日本の企業の採用担当)が日本人(その企業に応募した就活生)の英語能力を知るためにTOEICや英検のスコアを要求しているような気がする。

 

IELTSやTOEFLは、主に外国人が日本人の英語能力を測るために使われているイメージがある。外国人が海外の企業、大学院、大学に応募してきた日本人の英語能力を測るためにIELTSやTOEFLのスコアを要求しているような気がする。

 

『IELTSでOverall 7.0を取った話。』では、僕がIELTSでOverall 7.0を取るためにどんな勉強したか、できるだけ細かく紹介しているので、興味のある方はどうぞ。

 

 

 

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

ブログに文章を載せたい欲が不定期に訪れるので、その時に書いている。ブログの更新頻度が低くなり過ぎたら、少し義務感で文章を書き始める。

 

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

実は、ブログに載せる文章は、Microsoft Wordで書いている。Microsoft Wordで文章が書き終わった後にはてなブログの記事の編集画面を開いて、その文章をコピペする。

 

そのため、はてなブログ上に保存されている下書き記事はない。

 

ただ、僕のパソコン上に保存されているはてなブログに載せようと思って、書きかけている記事は、2つある。

 

1つは、今年の夏くらいに起きた時事ネタと僕の小学校時代の話を合わせた文章。遅くとも半年以内には、ブログに載せる予定。

 

2つ目は、相対性理論に関する文章。今年の1月に書き始めたが、書き進めるに従って、書きたいことがどんどん増えていき、収拾がつかなくなって、そこから1年くらい放置している。書きたいことが増えるだけならまだいいが、内容一つ一つが難しいので、一般の人向けにうまく文章に落とし込むのが難しく、全然、筆が進まなかった。

 

2つ目の文章を書き始めたのは、坂本 眞人 (著)「場の量子論 -不変性と自由場を中心にして」の続編である「場の量子論(II) ファインマン・グラフとくりこみを中心にして」が出版されたことがきっかけだった。

 

これらは、神がかり的に分かりやすく「場の量子論」について解説している本。僕は、学部4年生の頃に上巻を買って読んだ。その後、修士2年の時に物理系の場の量子論の授業にもぐりこんだのだが、この授業がかなり難しく、ついていくのがやっとだった。そこで取り扱っていた内容が主に「ファインマン・グラフ」で、上巻ではあまり説明されていないものであった。そのため、早く「ファインマン・グラフ」が詳しく説明されている下巻が発売されて欲しいと願っていた。そして、遂に下巻が発売されたので、嬉しくなって文章を書き始めた。

 

ただ、一般の人が見るブログで「場の量子論」の話を延々としても、あまり実りがないと思ったので、場の量子論の基礎となっている「(特殊)相対性理論」の話をすることにした。

 

 

自分の記事を読み返すことはある?

『株式自動売買プログラム開発。』と『論文版はてなブックマーク。』関連の文章は、読み返すことがある。ただ最近は、株式自動売買プログラムの開発はしていない。博士課程が終わった後の就職先(ポスドク先)が決まったら、再開したいと思っている。また、読んだ論文をまとめた文章も最近はあんまり書いていない。

blog.sun-ek2.com

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『株式自動売買プログラム開発。』関連の文章は、いわば僕の実験ノートみたいなものである。どんな仮説を立てて、どんなプログラムを組んで、どんな結果が出たか書いてあるので、新たに何か実験したいときに過去にやったことを思い出すためにブログを見返している。

 

『論文版はてなブックマーク。』関連の文章は、読んだ論文の内容を軽くまとめているので、たまに読み返す。

 

 

 

 

好きなはてなブロガーは?

僕が抱いた疑問を分かりやすく解説している文章を書いている人と、僕が書けないような文章を書いている人が好き。特定の○○さんが好きというのは、あまりない。

 

僕は、数学系、物理学系、機械学習系、プログラミング系で分からないことがあったら、ネットを漁って、その事柄を解説しているwebサイトを探す。その時に、はてなブロガーさんが書いている記事で疑問が解決することがよくある。

 

最近だと、『有限ゲームの混合戦略にはナッシュ均衡点が存在する』という文章で、疑問が少し解決した。今も疑問は、完全に解決していないが。

tsujimotter.hatenablog.com

 

前に書いた『Christoph Adami & Arend Hintze "Thermodynamics of evolutionary games"「進化ゲームの熱力学」を読んだ話。』という文章の中で紹介しているColin Benjamin & Shubhayan Sarkar “Triggers for cooperative behavior in the thermodynamic limit: A case study in Public goods game”という論文のAPPENDIXの式(A30)がどこから出てくるのかよく分からなかったので、ネットを漁っていた時に上記の文章を見つけた。

blog.sun-ek2.com

 

そして、僕には書けない文章を書いている人もいいなと思う。これは、数学や自然科学の分野で難しそうな話をしている人がいいなという話ではない。僕は、学術書のような文章は書けるが、詩・小説のような文章を書く能力は持ち合わせていない。僕には書けない詩・小説のような文章をブログに載せている人は凄いと思っている。

citrus4696apple-2.hatenablog.jp

 

僕の文章は、何かしらの「複雑な対象」を主として、それを文字に書き下している文章が多い。

 

例えば、新型コロナウイルス関連の論文紹介とか株式自動売買プログラム開発とか単なるプログラミング関連の文章などなど。論文やプログラムの開発過程やプログラミング技術などといった(一般の人から見れば)「複雑な対象」を文字に書き下している。

 

逆に言うと、僕は、何かしらの「シンプルな対象」を文字に書き起こすことは苦手。例えば、「道端に咲いていたタンポポ」をテーマに文章を書いて、と言われると困ってしまう。

 

「複雑な対象」に手を突っ込めば、その複雑さ故に勝手に文章が出てくる。複雑な事柄を1個か2個、説明すれば、勝手に原稿用紙が埋まる。

 

一方で、「道端に咲いていたタンポポ」みたいな「シンプルな対象」に手を突っ込んでも、そのシンプルさ故に勝手には文章が出てくることはない。対象がシンプルなので、まとまった文章を作るためには、書き手が「情報量」を膨らまさないといけない。

 

そういった人たちの文章は、「話を創造する能力」を主として、「シンプルな対象」を面白く、書き下しているように思う。

…僕は、この能力を持ち合わせていないので、そういった人が凄いと思う。

 

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

プレビューをわざわざ押さなくても、TeX記法で記述した数式がブログ上でどのように表示されるかブログ記事の編集画面で見えるようにしてほしいです。お願いします。

 

TeX記法というのは、数式を~で表す記法のこと。はてなブログでは、TeX記法を使うことで自由に数式が表現できる。

 

例えば、

[tex:\displaystyle\int^{\infty}_{-\infty}e^{-x^{2}}dx=\sqrt{\pi}]

と書けば、ブログ上では、

\displaystyle\int^{\infty}_{-\infty}e^{-x^{2}}dx=\sqrt{\pi}

と表示される(この数式はガウス積分。物理なんかでよく見かける)。

 

しかし、ブログ記事の編集画面では、[tex:~]しか表示されない。[tex:~]がきちんと数式になっているかどうかを確認するためには、毎回、プレビューを見なければならない。そして、数式がきちんとプレビュー画面で描写されるまで、少し時間がかかる(5秒ぐらい?)。

 

数式がたくさん出てくる文章を書きたければ、 [tex:~]を書いて、プレビュー画面を開いて、数式が描写されるまで少しだけ待って、数式がきちんと表示されているか確認する作業を繰り返さなければならない。特に[tex:~]の中身が間違っていた時や数式の微調整(幅とか文字の間隔とか)をしたいときに、気軽に数式がブログ上でどのように表示されるか確認できないのはかなり不便だと思う。

 

はてなブログには、「見たままモード」という編集モードがある。このモードを設定すると、文字のフォントを変えたり、見出しを設定したりした時に実際の記事にどのように表示されるか編集画面から確認することができる。個人的には、フォントや見出しだけではなく、「TeX記法」も実際の記事でどのように表示されるか確認できるようにしてほしい。

 

 

10年前は何してた?

10年前は、高校2年生だった。勉強では落ちこぼれ、所属していたテニス部でも落ちこぼれていた。今までの人生の中で、あらゆる面において、高校時代が最も周りの人より落ちこぼれていたと思う。

 

高校の紹介をしているので、よければ。

blog.sun-ek2.com

 

一方で、高校2年生の頃くらいからプログラミング関連、コンピュータのハードウェア関連、ネットワーク関連の勉強を始めた。この頃に身に着けた技術や知識は、今でもかなり役に立っているし、このブログのネタにもなっている。

 

また、先ほどと同じ話になるが、小遣いが貰えず、家も貧乏だったので、ネット上でお金儲けができないか試行錯誤していた。その時に、身に着けたプログラミング技術を使って、お金儲けのためのプログラムをいくつか開発した。これがプログラミングの実践の場になった。結局、お金儲けは上手くいかなかったが、ある程度、自分が作りたいと思ったプログラムを書けるようにはなった。

blog.sun-ek2.com

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この10年を一言でまとめると?

この10年は、「上がったり下がったりの10年」だったと思う。

 

高校時代は、先ほども書いた通り、あらゆる面において、周りよりも落ちこぼれていた。そして、大阪大学を受験したが不合格となり、浪人することになった。

 

僕が通っていた高松高校は、1年間だけ浪人生の面倒を見てくれる「補習科」という制度がある。僕は、浪人時代、補習科に通っていた。高校3年生の頃は、高校3年生と補習科生を合わせた約350人中250位くらいをウロウロしている成績だった。その後、大学入試に落ち、補習科に入り、勉強をすると、順位が150位くらいにまで上がった。そして、大阪大学に再挑戦し、合格することができた。

 

大阪大学に入学した後は、勉強と部活をひたすらやっていた。部活では、2回生の時に、主将代理(当時の主将が精神を壊して失踪したので)、3回生の時に、主将を務めていた。勉強の方も首席卒業できるくらい頑張った。

blog.sun-ek2.com

 

高校時代、落ちこぼれていて、ひたすら沈んでいたが、大学の学部時代には首席になり、一気に上昇した。我ながら、すごい高低差だと思う。

 

その後、大学院に入学した。実は、浪人時代から海外大学院に進学したいと思っていたので、博士課程から海外に移れるように、ずっと準備を行っていた。そもそも、学部時代に勉強して、いい成績を維持していたのも、海外大学院に進みたいと浪人時代から思っていて、それにはGPA(要は成績)が重要であることを既に知っていたからである。

 

しかし、海外大学院に落ちてしまい、日本の大学院に進むことになった。浪人時代から思い描いていた目標が破れてしまった。

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そして、目標が破れたことに追い討ちをかけるように、研究が上手くいかず、3年間ほど、ほぼ進捗がなかった。進捗がなさすぎて、博士号取得が危ぶまれるレベル。

 

大学の学部時代、首席になったとは思えないくらいの下がりっぷりである。本当に色々なことが上手くいかなかった。しかし、今年の5月頃、3年間、ほぼ進捗がなかった研究にようやく大きな進捗が見られた。正直、まだ沈んでいる人生だとは思うが、再び上昇する兆しは、見えてきているような気がする。

 

今までの10年、そして実は、その前の10年も、上がったり下がったりの人生だった。そして今後の10年も、確実に上がったり下がったりの人生になると思う。

 

 

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