VAIOの2 in 1(ノートパソコン・タブレット)を使い始めて1年半経った話。

目次。

 

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はじめに。

VAIOの2 in 1パソコン(VAIO A12 | ALL BLACK EDITION)を買って、1年半ぐらい経ったので、レビューしてみたいと思う。2 in 1というのは、見た目はノートパソコンだが、キーボード部分を取り外すことができるので、タブレットとしても使えるパソコンのこと。

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このパソコンを買った直後ぐらいに、VAIO A12 | ALL BLACK EDITIONの話を書いたのでよければどうぞ。ちなみにこの文章は、今まで書いた文章の中で2番目に多く読まれている。かなり予想外。

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VAIO A12は、個人向けモデル。法人向けモデルは、VAIO Pro PA。

vaio.com

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個人向けモデルのVAIO A12と法人向けモデルのVAIO Pro PAの違いは、おそらく修理とかのサービスぐらいで、パソコン本体自体には差異はないと思う。会社でパソコンを新しく導入しようと考えている人がいれば、このレビューをVAIO Pro PAのレビューとして読んでもいいかもしれない。

 

 

 

 

VAIOの話。

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VAIOは、SONYのパソコンであった。けれどもSONYは、パソコン部門を売却してしまった。そして誕生したのがVAIO株式会社。昔のVAIOのパソコンには、VAIOというロゴに加えてSONYというロゴも入っていたが、最近のVAIOには、SONYのロゴは入っていない。

 

SONY時代の全盛期のVAIOに比べて、今のVAIOの人気は、多分、かなり低い。けれども、人気の下落(+赤字)はもう終わって、最近は、じわりじわりと人気が上がってきている気がする。

 

VAIOは、どちらかというと個人ではなく、法人(企業)をターゲットにしている印象。数少ない日本のパソコンメーカーの生き残りの一つ。

 

新型コロナウイルスの影響でリモートワークとか書類の電子化をしなければいけない中、日本企業という利点を活かして、パソコンに詳しい人がいない企業・役所向けに製品とともに保守・お悩み相談サービスを売っていけば、伸びそうな気がする。

 

 

 

 

僕のVAIO 2 in 1パソコンの主な用途。

文章、書類等を作成する。

あらゆる文章、書類をVAIO A12は書いている。もちろん、この文章も。実験のプロトコル、研究の進捗報告資料、論文、大学とかに出す各種書類などなど。

 

文章、書類を作成するときにストレスを感じたことは特にない。途中でフリーズすることもなく、すらすらと文章、書類を作成することができる。

 

学会で使う研究ポスターをPowerPointで作るとパソコンが固まりまくっていたが、それに関しては「グリッド」が原因だったらしく、グリッドを非表示にすると、固まることなくポスターを作成することができた。

 

キーボードのキーは軽め。前に使っていたノートパソコンのキーが重めだったので、慣れるまでにちょっと苦労したが、今は大丈夫。軽めのキーによるミスタイプは増えたが、長時間、文章を打っていても疲れにくくなった。

 

 

他の人とのやり取り。

SlackとかメールとかLINEとか。研究関連はslack、大学関連はメール、その他は、LINEでやり取りすることが多い。あとは、たまにSkype。そして最近は、新型コロナウイルスの影響でzoomを使ってミーティングをするようになった。

 

僕は、スマホで文章を打つのがむちゃくちゃ遅いので、Slack、メールは、パソコンからやることが多い。LINEは短文ならスマホで、長文ならパソコン。

 

パソコンにカメラとマイクが埋め込まれているので、追加で何か買わなくても、ビデオ通話(Skype、zoom)は、VAIO A12単体で行うことができる。

 

ビデオ通話が上手くいかないときが時々あるが、それ以外に特に不満はない(これに関してはVAIO A12側の問題ではなくて、ソフトウェア側の問題だと思う)。

 

 

ネット。

YouTube、SNS、ネットショッピング、株式売買、調べものなどなど。あとは、開発したプログラム経由でネットを使ったりしている。

 

ブラウザのタブをものすごくたくさん開くことがあるが、よほどのことがない限り、動作が遅くなったりすることはない。

 

 

電子書籍・論文を読む。

主に移動中、タブレットモードで電子書籍・論文を読んでいる。

 

VAIO A12を買ってからというもの、本はできるだけ電子書籍の形で買うようにしている。電子版がない本の場合は、紙のものを買って、それを電子化している(俗に言う自炊)。

 

「本は、紙版がいいか、電子版がいいのか」っていう論争はずっと繰り広げられていて、僕は紙派だったが、電子版の本に接するようになってからは、電子版の方がいいなと思うようになった。電子書籍は、読みにくいと思っていたが、慣れれば、大丈夫。あと、学術書とかで調べたい単語を文章内検索できるのが、かなり強いと思う。

 

そもそも、できるだけ電子書籍を買おうと思うようになった理由は、大阪から東京へ引っ越すときに本がたくさんありすぎて困ったから。(僕の専門は生物系。生物系の教科書はむちゃくちゃデカい)電子書籍にすると、何十冊、本を買おうが全て電子データとして持ち運ぶことができる。

 

前回も紹介したが、英語の論文を読むのであれば、以下のソフトウェアがおすすめ。意味の分からない単語を1、2秒で調べることができる。

 

 

プログラミング。

自動で株式を売買するプログラムとか、せどり・転売用に利益がでる商品を自動で探し出すプログラムとか。

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あとは、シミュレーションとかデータ解析とか研究関連のプログラムを書いたりする。

 

一応、Javaの開発環境とPythonの開発環境の両方を入れていたが、今はPythonでしかプログラムを書いていない。

 

 

 

 

VAIO A12 | ALL BLACK EDITIONのスペックに関して。

VAIO A12には、普通のバージョンとALL BLACK EDITIONの2種類がある。ALL BLACK EDITIONは、値段とスペックが高い。

 

 

2 in 1。

2 in 1は、最初にも言った通り、タブレットとしてもノートパソコンとしても使えるパソコンのこと。VAIO A12は、2 in 1パソコン。

 

2 in 1パソコンを全ての人には、おすすめしない。2 in 1は、同じスペックのパソコンよりも高い。普段、タブレットは一切使わず、ノートパソコンしか使わないのであれば、わざわざ2 in 1パソコンを選ぶ必要はないと思う。

 

一方で、ノートパソコンとタブレットの2台持ちをしている人には、2 in 1をおすすめする。確かに2 in 1パソコンは高いが、ノートパソコン+タブレットよりは安い。また、ノートパソコンとタブレットの2台を2 in 1パソコンにまとめることができるので、持ち運びとかが楽になる。

 

僕は、タブレットは今まで使っていなかったが、電子書籍や論文を読むためにタブレットが欲しいと思っていたので、代わりに2 in 1パソコンを買った。

 

 

スタビライザーフラップ。

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スタビライザーフラップ (https://vaio.com/products/a121/から引用)。

2 in 1パソコンは、簡単に言うと「タブレットにキーボードが付いたもの」。普通のパソコンであれば、電子部品はキーボード部分に詰め込まれていて、液晶部分は軽いのだが、2 in 1パソコンは、必要な電子部品のほとんどがタブレット部分に詰め込まれているので、キーボード部分よりも液晶部分が重い。重心が液晶部分にあるので、2 in 1パソコンを開くと後ろに倒れてしまう。そのため、今までの2 in 1パソコンは、後ろに倒れないように一種の「つっかえ」を用意したり、キーボード部分をわざと重くする必要があった。

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転倒しないように「つっかえ」が必要な2 in 1パソコン (https://vaio.com/products/a121/から引用)。

 

ノートパソコンは、英語で「laptop」。直訳すると「膝の上」。従来の2 in 1パソコンは、転倒を防ぐために「つっかえ」やキーボード部分を重くするせいで、膝の上(laptop)で使いにくいノートパソコン(laptop)であった。

 

一方でVAIO は、「つっかえ」を必要とせず、キーボード部分も重くしないまま、2 in 1パソコンの重い液晶部分を支える「スタビライザーフラップ」という新しい手法を開発した。VAIO A12は、従来の2 in 1パソコンとは違い、膝の上(laptop)で使いやすいノートパソコン(laptop)。

 

僕は、布団の上であぐらをかいて、その上でパソコンを使うことが多い。机の上にパソコンを置いて、作業するよりもリラックスできるからである。不安定な場所でも使えるのが、他の2 in 1パソコンにはないVAIO A12の魅力。

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VAIO A12を横から見た図 (https://vaio.com/products/a121/から引用)。

 

 

OS。

「Windows 10 Pro 64ビット」(+5,000円)と「Windows 10 Home 64ビット」から選べる。僕は、Proを選んだが正直どっちでもいいと思う。

 

「リモートデスクトップ」で研究室のパソコンを操作したいというのがProを選んだ理由。けれども「リモートデスクトップ」以外にもパソコンを遠隔操作できる手法はあるので、別にProを選ぶ必要性はなかった気がする。

 

 

CPU(プロセッサー)。

CPUは、Core i7-8500Y(2コア/4スレッド)。普段は低速で動くが、たまに高速で動くこともあるタブレット向けのCPU。必要のないところでは、力を出し過ぎないようにすることによって、電力を節約するようになっているのだと思う。

 

今まで使ったことのあるCPUは、書いたプログラムを走らせると、1スレッドしか使ってくれないので、複数のスレッドに処理を割り振るコードを書かなければいけなかったが、このCPUは勝手に空きスレッドができないように処理を勝手に割り振ってくれるので、そういうコードをいちいち書かなくて済む。感動…。

 

重い処理をするプログラム(シミュレーションとか)を書いて、それを走らせているときに「もっとCPUのスペックが高かったらいいな…」と思うことがあるが、それ以外は全く問題ない。VAIO A12は、タブレットに近いパソコンであるが、そんなことを感じさせないくらい高性能で、処理もサクサク進む。

 

ビジネスマンが仕事で使うのであれば、逆にこのCPUは、高スペックだと思う。パソコンが重くてイライラすることは、まずない。

 

 

メモリ。

メモリはデータの保存場所…ではなくてパソコンの作業机。

「メモリをたくさん積んでいる=パソコンの作業机が広い」

 

16 GB (+30,000円)と8 GBが選べたので、僕は16 GBにした。メモリの使用率を見ると8 GBを超えることがよくあるので、16 GBを選択してよかったと思う。

 

8 GBでも問題はないと思うが、ブラウザのタブをたくさん開きまくる人とか、同時に複数のソフトウェアを開きっぱなしにする人は、16 GBを選んでおいた方がいいと思う。

 

年々、ソフトウェアが必要とするメモリサイズが上がってきていて、それに伴って、パソコンのメモリ搭載量もどんどん増えていっている。ビジネスマンが仕事で使うのであれば、コスパが最もいいのは、現時点では8 GBだと思う。2~3年後には、多分、16 GB。

 

 

SSD。

SSDは、データの保存場所。

 

1 TB (+85,000円)、512 GB (+35,000円)、256 GB(+0円)の3種類から選べたので、僕は512 GBにした。けれども1 TBのSSDにしとけばよかったと少し後悔。

 

電子書籍のデータが結構重いのと、株式の自動売買や研究用にデータを解析するプログラムを書いて走らせると、大量のデータを吐く。512 GBだと、このパソコンを買い替える時までに満杯になるかもしれない…。

 

ビジネスマンが仕事で使うのであれば、256 GBで十分じゃないかと思う。

 

 

LTE通信モジュール。

この通信モジュールを搭載していれば、SIMカードを刺すことができて、Wi-Fiなしでインターネットにアクセスできる。

 

搭載 (+15,000円)、非搭載を選べたので、僕は搭載することにした。VAIO A12を買うと、UbigiのプリペイドSIMも一緒に付いてくる。最初の1 GBの通信は無料。そこからは必要に応じて、料金を払う。払った分だけ、ネットが使えるといった方式。

 

これは、去年アメリカに行った時にものすごく役立った。海外用のWi-Fiルーターを借りることなく、複雑な設定をすることなく、UbigiのプリペイドSIMをただ刺すだけで、Wi-Fiが飛んでなくても、アメリカでネットが使える。そして、逆デザリングする(VAIO A12からWi-Fiを飛ばす)ことによって、スマホでもネットが使える。

 

しかし、この機能は、アメリカに行った時にしか使わなかったので、本当に必要だったかどうかは微妙。日本では、Wi-Fiが飛んでいる環境にいることが多いので。

 

ただWi-Fiルーターをいちいち持ち運ばなくてもいいっていうのが利点だと思う。Wi-Fiルーターの充電を忘れてしまって、Wi-Fiルーターを家に置き忘れて、ネットが使えないっていう事態も起こらない。また、Wi-Fiルーターの場合、料金を毎月、定額で払わないといけないが、UbigiのプリペイドSIMは、使いたい分の料金を前払いする方式。

 

出張が不定期にあって、ある月は、ほとんど社内のWi-Fiで済むが、別の月は、出張ばかりでWi-Fiルーターが欲しい人は、使いたい分だけ前払いするプリペイドSIMの方がいいかもしれない。

 

 

キーボード。

「英字配列 +2ndバッテリーあり(+5,000円)」、「日本語配列+2ndバッテリーあり」、「英字配列 +2ndバッテリーなし (-3,000円)」、「日本語配列+2ndバッテリーなし(-5,000円)」が選べたので、僕は「日本語配列+2ndバッテリーあり」にした。もちろんローマ字入力で文章を打つので、キーボード上のひらがなはいらないが、かといってひらがなを取り除くのに5,000円を払うのはもったいないと思ったので。

 

2ndバッテリーは、絶対に付けておいた方がいい。バッテリーが2個になるのでVAIO A12を長時間、使うことができるのは言うまでもない利点。あと、VAIO A12をモバイルバッテリーの代わりにして、よくスマホを充電することがあるのだが、バッテリーが2個搭載されていると、そういった場面でVAIO A12の充電がなくなることがあまりない。

 

 

その他カスタマイズ。

上記に加えて、追加料金をさらに払うことによって色々とカスタマイズできる。僕は、リアカメラ(背面にカメラをつける)を追加したが、正直に言うと、必要なかったと思う。スマホのカメラで十分。逆に指紋認証は、つけておけばよかったと後悔している。

 

 

その他。

パソコンのパフォーマンスを4段階で選ぶことができる。

パフォーマンスを落とすことによって、節電することができる。例えば、電車の中で電子書籍とか論文とかを読んでいるときには、別に高パフォーマンスである必要はないので、パフォーマンスを落として、充電があまり減らないようにしている。

 

 

分解しやすい。

電子機器の中には、分解しにくいように作られているものがある。特にスマホとかタブレットなんかは、外側にネジがないことが多い。

 

一方で、VAIO A12は簡単に分解することができる。以下の記事によると、VAIO A12は、意図的に分解しやすい(=修理しやすい)ように設計されているらしい。

ameblo.jp

 

2019年の年末にVAIO A12が壊れた。電源を入れてもパソコンが起動しなくなってしまった。VAIO A12の中には、締切りが迫った修士論文のデータが入っていて、年末なのでVAIO株式会社の工場は動いていない。

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そんな中、この「分解しやすい」というVAIO A12の特徴のおかげで事なきを得た。簡単にVAIO A12の中からSSDを取り出せ、修士論文のデータを救出することができた。

 

 

 

 

欠点・改善してほしいところ。

ビュークローズモードにすると、キーボード部分のバッテリーが使えない+タブレット部分のバッテリーを充電することができない。

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ビュークローズモード (https://vaio.com/products/a121/から引用)。

ビュークローズモードとは、キーボードにタブレットを逆向きに装着して画面を閉じるモードのこと。キーボードに装着した状態のまま、タブレットのようにVAIO A12使うことができる。

 

VAIO A12は、タブレット部分とキーボード部分の両方にバッテリーを備えている。ノートパソコンとして使っているときには、キーボード部分のバッテリーから消費され、その後、タブレット部分のバッテリーが使われる。しかし、ビュークローズモードでは、タブレットとキーボードが接続されているにも関わらず、キーボード部分のバッテリーの電力を使うことができない(キーボード部分のバッテリーが認識されない)。

 

電車の中で電子書籍を読んだり、大学の講義中に資料を読んだりしているときに時々、タブレット部分の充電が少なくなることがある。そんな時にビュークローズモードにしてキーボード部分から電力を貰いつつ、タブレットのように電子書籍や講義の資料を読み続けたいと思うことがたまにあるが、それができない…。

 

VAIO A12の充電は、キーボード部分にACアダプタを接続して行う。VAIO A12をノートパソコンとして使っているときは、タブレット部分のバッテリーも充電できるが、ビュークローズモードにすると、ACアダプタとは、キーボードを通じて繋がっているにも関わらず、タブレット部分のバッテリーを充電することができない。特に大学の講義の時にビュークローズモードの状態で充電できないのは少し困った。

(大学の先生の中には考え方が古い人がいて、講義中にノートパソコンを開いていたら怒る人がいる。VAIO A12はノートパソコンの状態ではACアダプタから充電できるが、そうするとたまに先生に怒られる。そのため、充電を諦めて目立たないビュークローズモードで講義資料を見る必要がある)

 

ちなみにタブレット部分は、Type-CのUSB充電器を買えば充電できる。そして、ビュークローズモードでも、一方がType-CのUSB、他方がType-AのUSBのケーブルでタブレット部分とキーボード部分をつなげば、キーボード部分から充電することができる。

 

 

汚れが目立つ。

それは前の文章でも書いた通り。その名の通りVAIO A12 | ALL BLACK EDITIONは、真っ黒なパソコン。真っ黒なので、汚れが目立つ。

 

タブレットとして使うときに背面に指紋汚れがめっちゃついて、ノートパソコンとして使うときに目立つという問題があったが、それは別売りのパソコンケースをタブレットの下に敷くことで解消された。

 

 

重い処理を長時間続けると壊れそうな気がする。

実際に僕のVAIO A12は、買ってから1年くらいで壊れたので(マザボの部品が逝ったので)、また壊れないか心配。結局、VAIO株式会社の工場に送って直してもらった。3年間の保証に入っていたので、修理費用は0円。

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これに関しては、僕の使い方に問題があると思う。僕は、ほぼ一日中、パソコンを使う。そして決定的に悪いのは、重い処理をするプログラムを書いて、走らせること。シミュレーションとかになると、CPUの使用率がほぼ100%の状態で何日もプログラムを走らせる。

 

VAIO A12は、ノートパソコンのような見た目をしているが、2 in 1なので、構造はタブレットに近い。タブレットは、バッテリー、CPU、メモリ、SSDといった必要な部品がギュッと密集しているイメージ。そのため、ノートパソコンよりも熱が逃げにくかったり、どうしても大きさの制約からノートパソコンと同等の性能を詰め込むことができないのだと思う。何日もCPU使用率100%の状態を維持させて、微分方程式をゴリゴリ解かす度に、途中で壊れてしまわないか、ものすごく不安になる。

 

こんなことを言うと、「VAIO A12のスペックは低いのではないか?」なんて思う人もいると思うが、そんなことはない。「ビジネスマンが仕事で使うのならば、こんなにスペック必要なくない?」って思うくらいにスペックは高い。

 

 

USB 3.0のポートが1個しかない。

USBの規格には2.0と3.0があって、データを高速で送受信できるのは3.0。もう2.0のUSBメモリは、あまり見かけることがない。このパソコンは、USB 3.0のポートが1個あって、USB 2.0のポートが2個ある。個人的には3.0のポートを2個、2.0のポートを1個にした方がいいんじゃないかって思う。

(USB 3.0は、2.0と互換性があって、USB 3.0メモリをUSB 2.0のポートに刺しても問題なく使えるが転送速度は落ちる)

 

 

タッチペンを本体に収納したい。

一回、VAIO A12のタッチペンを新幹線の中に置き忘れて、買い直したことがある。タッチペンの値段は、8,000円以上。「このペン一本で、8,000円以上する?」っていうのが、正直な感想だった。

 

タッチペンを本体に収納できるようにすれば、無くしにくくなると思う(ニンテンドーDSのタッチペンが本体に収納できるような感じに)。

 

 

高い…。

こればっかりは仕方ないが…。

 

「VAIO A12 | ALL BLACK EDITION」 は30万以上するパソコンなので、やっぱり高いなって思ってしまう。

 

 

 

 

さいごに。

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VAIO A12 | ALL BLACK EDITIONを1年半、使ってみたが、特に大きな不満はなく、このパソコンを買って良かったって思う。(保証が3年間、分割払いが3年間なので)あと1年半くらいVAIO A12 | ALL BLACK EDITIONを使ったのちに、また新しいVAIOのパソコンを買いたい。

 

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